初期宇宙に孤立した超大質量ブラックホールを発見(ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)
全体:4月:0週:0日:0

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で130億年前の宇宙を覗き込んだ天文学者たちは、驚くべきことに空っぽの空間で孤立したクエーサーを発見したそうだ。
クエーサーは超大質量ブラックホールを中心に宿した活動銀河核だと考えられているが、問題はそんな怪物のような存在が誕生まもない宇宙に存在していることだ。しかもその周辺に成長をうながすエサが見当たらないのだ。
成長までに時間がかかるはずの超大質量ブラックホールが、なぜ初期宇宙に存在するのか?
この謎を解明するヒントを期待していた天文学者たちだが、最新の観測結果のおかげでいっそう難解な謎を突きつけられてしまったようだ。
References: Astronomers detect ancient lonely quasars with murky origins | MIT News | Massachusetts Institute of Technology / James Webb Space Telescope sees lonely supermassive black hole-powered quasars in the early universe | Live Science
▼あわせて読みたい
・Shall we ダンス?衝突する銀河と踊る初期ブラックホールを観測
・史上最大規模の超大質量ブラックホールの宇宙地図を公開
・史上最も明るい天体の源は超大質量ブラックホール、1日に太陽1個を貪り食う
・宇宙でもっとも明るい銀河は、双子のブラックホールが合体して作り上げている可能性
・宇宙を形成する銀河同士のネットワーク「コズミック・ウェブ」を粘菌で再現(米研究)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/462327.html
推し
新着記事
- 中国南部で火葬に反対する住民らによる抗議行動が勃発
- ムシャクシャして食べた?道路の草を爆食していたヤギが現行犯で連行、余罪あり
- うれしいニュース。75歳となったコアホウドリのウィズダムが巣作りを開始
- 恒星間彗星「3I/ATLAS」は氷の火山に覆われていた。表面から螺旋状のジェットを噴出
- AIで捏造した偽写真を使った「返金詐欺」が相次ぐ中国のネット通販事情
- アメリカで生まれた「模様のないキリン」が愛されながら2歳で亡くなる
- 雨の中、スポーツジムのドアから中を覗いていた犬のハッピーエンド物語
- 12月5日は今年最後の満月!ふたご座流星群もやってくる!
- 12月5日は今年最後の満月!ふたご座流星群もやってくる!
- 気付かぬ間に脳に侵入し意識や行動を操る「脳兵器」はもはやSFではない。研究者が警鐘
- ベトナムと国境沿いの都市に自動バッテリー交換式ヒューマノイドロボットを配備(中国)
- ベトナムとの国境沿いの都市に自動バッテリー交換式ヒューマノイドロボットを配備(中国)
- ベトナムと国境沿いの都市に自動バッテリー交換式ヒューマノイドロボットを配備(中国)
- ベトナムとの国境沿いに自動バッテリー交換式ヒューマノイドロボットを配備(中国)
- 亡くなった母親に変装して年金を受け取り続けたイタリアの男
- 「私を置いていった罪は重い」猫が怪我を装い飼い主を翻弄させる
- 小型犬のチワワも!現代の犬種の3分の2にオオカミのDNAが残されていた
- アメリカ大陸最古の岩絵は4000年以上、メソアメリカ文明の宇宙観に影響を与え続けた
- インドに登場したエイリアンを祀る寺院
- 「養育費を払いたくない」という理由で毎年名前を変えていた男性
- 同棲中の彼氏のお金が消える事件、猫のアジトから大量の紙幣を発見
- うれしいニュース。170年間姿を消していたヒョウ、南アフリカ西海岸についに帰還
- SFの世界が現実に 臓器をひび割れなしで冷凍保存する技術を開発
- 人間の頭蓋骨を押しつぶすほど強力、AIロボットの危険性を元安全責任者が内部告発
- サンディエゴ動物園のガラパゴスゾウガメが141歳でこの世を去る
- 銃乱射事件で心に傷を負った子供達を癒し続けた元野良犬、2025年「ヒーロー犬賞」を受賞
- 9歳・32歳・66歳・83歳。脳は生涯で4回、大きな変化を遂げる
- 火星で初となる「電気放電」を観測。塵がつくるつむじ風の中でスパークしていた
- 巨大な鹿にコウノトリ!送電鉄塔をアートに変えるプロジェクト
- メキシコの紙幣に印刷されたウーパールーパーが可愛すぎて流通が止まる事態に