大気中にダイアモンドの粒子を散布することで地球を冷やすことは可能。ただし費用は膨大
全体:3月:0週:0日:0

気候変動による温暖化は現在進行形で地球環境に様々な影響をもたらしている。その切り札として新たに提案されたのは、成層圏の大気中にダイヤモンドの粒子を散布するというものだ。
気候学者、気象学者、地球科学者からなる複数の機関のチームによると、ダイヤモンド粒子は太陽の光や熱を効果的に反射し、地球を冷やしてくれるという。
さらに、従来のエアロゾルに対する懸念のように、化学反応を起こして酸性雨を降らせる心配もない。
文字通りまばゆいばかりの華麗な対策だが、唯一の1つ欠点がある。それは目が眩むほどのお金がかかることだ。
References: Could injecting diamond dust into the atmosphere help cool the planet? / Diamond Dust Could Help Cool The Planet And Avoid Catastrophe | IFLScience
▼あわせて読みたい
・雲を人工的に操作する気候変動対策は予想以上に効果的であることが明らかに
・成層圏を除湿すればよくない?地球温暖化を防ぐ新たなアイデアを提唱する科学者
・過去16年に渡る大気中のメタンの急増で、気候変動が未知なる激変フェーズに突入か
・温暖化が問題なら地球の軌道を変えたらよくね?とアメリカの議員。実際にそれは可能なのか?その影響は?
・「太陽の光を遮断する」地球温暖化対策ためのアメリカで提案されているジオエンジニアリング
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 自然・廃墟・宇宙
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/461672.html
推し
新着記事
- 地球温暖化の影響で、次の氷河期が早まる可能性
- 宇宙で発生する奇妙な青い閃光。その正体はブラックホールによる恒星破壊の可能性
- 5分の訓練でOK、最新AIが作った「偽の顔画像」を見破るコツ
- 夫が妻以外の女性のSNSに「いいね!」しまくるのは離婚理由になると裁判所が認定(トルコ)
- ぬいぐるみを欲しがる野良犬のため、居合わせた人々がお金を出し合いプレゼント
- うれしいニュース。絶滅危惧種の鳥「タカヘ」のペアに待望のヒナ誕生
- プリニウスの著書に登場する「服を輝かせる魔法の土」の正体を特定
- ビール缶配達専用のドローン、ミニパラシュートを使って缶を投下
- ビール缶配達専用のドローン、ミニパラシュートを使って缶を投下
- 鶏胸肉とカリフラワーだけを半年間食べ続けた女性が急性膵炎を発症
- Amazonの配達員、荷物だけでなく猫にたっぷり愛情をお届け
- ダム建設を白紙に戻した絶滅寸前のカエル、大洪水に襲われるも奇跡的に生き延びる
- 「生きた岩」と呼ばれる微生物の塊が、森林を上回る効率で二酸化炭素を吸収していた
- 竹がモチーフ。インドで自然をテーマにした美しい空港ターミナルがオープン
- 元カノが暴露、中国の大富豪が代理出産で300人の子供の父親に?
- アザラシがぷかぷか浮いているだけで幸せな気分になれる動画
- 密猟者から救助されたセンザンコウ、MRI検査を受けて元気を回復
- ババ・ヴァンガが予言する2026年に起きる6つのこと
- ヘヴィメタルで国と国をつなぐ、台湾代表がフィンランドで選んだ外交手法
- アメリカ人の4人に1人以上が高額な医療費で生活に困窮していることが判明
- これは珍しい!オーストラリアでピンク色のカモノハシが発見される
- 沈まないバミューダ諸島の謎。地下に眠る未知の岩石層が島々を支えている可能性
- 3I/ATLASのような恒星間天体に乗って未知の領域へ旅できるかもしれない
- 世界最大の翼をもつ双胴型の航空機がアメリカの空を飛ぶ
- 目には見えない架空の犬を訓練するドイツの人々の映像が話題に。その実態は?
- 猫ちゃんたちと一緒にいたい!350匹の猫が暮らす聖域に居座る1匹の保護犬
- シイタケが記憶装置に。生きたキノコで動くコンピューターの開発が進行中
- 古代ローマ軍は猫をネズミ捕り部隊としてヨーロッパに持ち込み、広めていた
- スターウォーズの世界が現実に!米企業が2027年までに5万体の軍事用ロボット配備を計画
- 自身の耳を足に移植して保存し、再び耳に戻す手術に成功(中国)