人をも殺す猛毒を持つ虫を食べ体に蓄積する生物は、なぜ毒で死なないのか?

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猛毒生物が自分の毒で死なない脅威のメカニズムとは?

 外敵から身を守るために、ごく少量でも大勢の人間を殺せるほど強力な毒で武装するカエルや鳥がいる。その毒は餌となる猛毒の甲虫を食べ体に蓄積したものだ。

 それは優れた生存戦略だが、猛毒を身に宿すなど、諸刃の剣でもあるはずだ。それなのに、そうした生物が毒で死んだりすることはない。一体なぜなのか?

 その理由について、これまで、猛毒生物は、神経細胞の膜に毒が結びつかない突然変異があるからではないかと推測されてきた。

 しかし『Journal of General Physiology』(8月5日付)に掲載された研究によると、彼らには毒が神経細胞の膜に到達する前に無害化してしまうメカニズムが備わっているらしいことが理由であると考えられるようだ。

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引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/52304820.html

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