100年前、眠りについたまま起きられなくなる謎の病が流行した。現在も正確な原因は不明

    全体:1月:1週:1日:1

FavoriteLoadingお気に入りに追加
Image by Istock / ilbusca

 起こしても起こしても、また眠りに落ちてしまう。100年前、世界中の人々の間で奇妙な症状が次々と報告された。

 一日の大半を眠って過ごし、やがて体が動かなくなっていき、半数以上が死に至った。生き延びることができても、精神的・身体的な後遺症に悩まされた。

 1917年から1930年の間で、100万人以上の人が発症し、約50万人が亡くなったと言われており、日本でも同時期の大正時代に同様の症例が報告されている。

 この感染症は流行性脳炎の1つとされ、嗜眠性脳炎、あるいはエコノモ脳炎と名付けられた。

 原因も感染経路もわからないまま1930年代に流行は終わりを告げ、正確な正体は今も不明なままだ。

続きを読む...

▼あわせて読みたい
静かなる死の囁き。4000年前の人骨からペスト菌のDNAを発見。英国のペスト最古の証拠
黒死病の起源はどこか?700年前の謎を古代DNAで解き明かす
本当にあった世にも奇妙な疫病。感染すると死ぬまで踊り続ける「踊りのペスト」
アメリカのマスクを嫌う風潮はスペインかぜ流行時からあった。1919年に結成された反マスク同盟(サンフランシスコ)
大正時代、日本でも流行したスペインかぜ感染対策の為に作られた啓蒙ポスターと調査報告書

この記事のカテゴリ:料理・健康・暮らし / 歴史・文化

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/609070.html

 - karapaia , , , , , , , ,

他の人のお気に入り

推し

新着記事

  1. 100年前、眠りについたまま起きられなくなる謎の病が流行した。現在も正確な原因は不明
  2. 宇宙服の下はPRADA製。56年ぶりに月に降り立つ宇宙飛行士のインナーがおしゃれイズム
  3. 半年たっても逮捕できず。自動運転タクシーで逃走した窃盗犯の行方がわからない
  4. ちいっす!巨大コウモリが柵にぶら下がって犬を絶賛観察中
  5. ちいっす!巨大コウモリが柵にぶら下がって犬を絶賛観察中
  6. コアラ急増で大量餓死の危険性。不妊手術による管理策を検討(オーストラリア一部地域)
  7. 木星の軌道のすぐ外に惑星製造工場があった可能性
  8. インドがオタク大国に?ホワイトハッカーが日本のアニメ少女の姿でテレビに登場
  9. アメリカの中にある独立国家、スロージャマスタン共和国の面白い法律
  10. コヨーテの群れと行動を共にしていた行方不明の飼い犬が11か月ぶりに家族と再会
  11. よっしゃ、食べてOK!キバタンは仲間を観察して食べられるかどうかを学ぶ
  12. ミイラ「アイスマン」から生きた酵母が発見され、パンを焼くことに成功
  13. ナチスのエニグマ暗号を解き明かしたイギリスの暗号解読機器「ボンベ」の歴史
  14. 37歳の女性が12歳に成りすまし養女になろうとして逮捕される(ブラジル)
  15. 山道に暗黒の穴が!よく見たらカワウソの赤ちゃんだった
  16. マルハナバチは誰かに教わらなくても自分だけで問題を解決することができる
  17. サハラ砂漠で発見された隕石が、45億年前に砕け散った原始惑星の存在を示唆
  18. 悪魔とUFOを関連付けた発言でベテランのエクソシストが教会から解任される
  19. 悪魔とUFOを関連付けた発言でベテランのエクソシストが教会から解任される
  20. 高さ1kmへ。世界一高いビル建設が急ピッチで進行中(サウジアラビア)
  21. 高さ1kmへ。世界一高いビル建設が急ピッチで進行中(サウジアラビア)
  22. カラスの救助に協力したら、お礼の品々が次々と届き、犬の散歩にも一緒についてくるように
  23. 数十年姿を見せなかった30頭ものシャチがイギリス沖に結集し、人々が歓喜に沸く
  24. 一部の人にしか聞こえない謎の音「ザ・ハム」の正体は頭の中にあるかもしれない
  25. 2030年、AIが使う水は人類が1年に飲む量の1.6倍になると国連研究機関が予測
  26. 2026年のワールドカップではロボット犬が警備を担当
  27. 専属のメイクさんは猫!肉球でポンポンとキャットアイメイクのお手伝い
  28. デボン紀のイギリスに、体長1mの巨大サソリが存在した(4億1500万年前)
  29. 太陽系外惑星に磁場が存在する最も強い証拠が発見される
  30. 絹の糸から防弾チョッキ。しなやかな素材が驚きの強度を実現
×