4世紀までヨーロッパ人の大半は濃い肌の色だったことが最新研究で明らかに

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地球儀を持つ様々な国の子供たち
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 ヨーロッパ人といえば、昔から明るく白い肌を持つ人々を思い浮かべるかもしれない。だが、最新の研究はその常識を根底から覆した。

 イタリア・フェラーラ大学の研究チームは、約5万年にわたるヨーロッパの人々の遺伝子を詳しく分析し、その肌の色がどのように変化してきたのかを調べた。

その結果、明るい肌の人々がヨーロッパで過半数を占めるようになったのは、4〜5世紀に入ってからだと判明したのである。

 それ以前、ヨーロッパ人のほとんどは濃い肌の色を持っており、その割合は全体の96%に達していた。ローマ帝国ですら例外ではなかったのだ。

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この記事のカテゴリ:歴史・文化 / 人類

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