NASAの1970年代の火星探査機が誤って火星の生命体を消滅させた可能性を科学者が示唆

全体:0月:0週:0日:0

1970年代に行われたNASAの火星探査ミッション「バイキング計画」では、バイキング1号とバイキング2号が火星への着陸に成功した。だが、これらの探査機がうっかり火星の生命を消滅させてしまった可能性があると、科学者が主張している。
これらの探査機は、生命の痕跡がないか、地表でいくつかの検査実験を行ったのだが、この過程で乾燥環境に適応した火星微生物を「溺死」させたかもしれないというのだ。
ドイツ、ベルリン工科大学の天体生物学者ディルク・シュルツェ=マクツ氏によれば、当時行われた検査は火星の生命にとっては致命的なものだったのだという。
References: We might have killed the only life we ever found on Mars - Big Think / NASA May Have Inadvertently Killed Life on Mars, Scientist Says
▼あわせて読みたい
・火星の磁場は予想より長く2億年続いていた。生命存在の環境が整っていた可能性が高まる
・見つかっちゃうかも!火星の氷内部の水たまりに微小生命が存在する可能性をNASAが示唆
・20億年前の岩石から生きた微生物を発見。地球や火星の生命を知る手掛かりに
・火星の古代生命がついに見つかった?岩石から微生物の活動を示唆する痕跡を発見
・火星で夢の岩を発見。水の存在を示す岩石は生命存在の鍵となる
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/467842.html
推し
新着記事
- 「ここで働かせてもらうわ」突如現れた4匹の茶トラ猫、ウイスキー蒸留所の社員になる
- 絶滅寸前の飛べないオウム「カカポ」を救え!特殊な人工授精法でヒナが誕生
- 犬の抜け毛の有効活用。ベランダから放り投げると鳥たちが速攻回収、快適な巣のために
- 1500年前の地図を手がかりに東ローマ帝国時代の「失われた都市」を発見
- 腸に働く善玉菌「プロバイオティクス」からバッテリーを開発、有毒な残留物を残さず消滅
- ロボットに汗と体温、心拍を持たせて人間らしい感情を与えようとする試み
- 在来種の名にかけて!ボブキャットが外来種の巨大なヘビに立ち向かい勝利を収める
- 猫がゴロゴロと喉を鳴らす理由は遺伝子と関連、人間と親密になる過程で出現
- 2025年6月11日(水)は満月!18年ぶりに最も低い位置で輝くぞ!
- かわいさマトリックス!子猫たちを赤ちゃん猫に会わせたら癒しのシャワーが降り注ぐ
- フィリピンで発見された3万5000年前の海洋文化が、東南アジアの人類史を塗り替える
- この世はシミュレーションではない。残念ながら現実世界に生きていると物理学者
- 役得がすぎる。1950年代の口紅テストは、頭髪のない男性の頭にキスして行われていた
- 役得がすぎる。1950年代の口紅テストは、頭髪のない男性の頭にキスして行われていた
- ホホジロザメが水族館にいない理由
- 僕もう疲れたよ…マンションのロビーで眠るクマの子を発見(フロリダ州)
- アザラシのテレビゲーム実験で明らかになった、濁った海でも方向感覚を失わない理由
- ミーアキャットも気持ちが良いと、猫がゴロゴロするようにかわいい声で鳴く(要音声)
- トルクメニスタンの「地獄の門」、半世紀を経て炎が大幅縮小と発表
- ビッグバンは宇宙の始まりではない?ブラックホールの内部から誕生したとする新説
- 子供たちが落書きし放題?と思ったらKFCとお菓子会社の広告だった(スペイン)
- 世界最大のタイムカプセル、50年の月日を経て開封予定
- 世界最大のタイムカプセル、50年の月日を経て開封予定
- 引っ越しで置き去りにされた犬、空っぽの家の前で家族の帰りを待ち続ける
- 猫はにおいで知っている人と知らない人を嗅ぎ分けることができる(日本の研究)
- 異種愛炸裂。犬とエミューが仲良く暮らす世界線が存在する
- AIモデルがお互いに共食いをはじめ、崩壊の兆候を見せ始めている
- 生物発光を利用してウイルスを検出する診断ツール、ホタルの酵素で従来の515倍明るく長持ちに
- ホテルの清掃に特化したロボットが誕生!人手不足解消なるか?
- 触るとバリバリ音がする。プラスチックゴミをお腹いっぱいに詰め込んだ鳥たち