暗黒物質の正体が原始ブラックホールなら、火星の軌道の揺らぎで証明できるかもしれない
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謎めいた「ダークマター(暗黒物質)」や「原始ブラックホール」の実在は、火星の揺らぎによって証明されるかもしれない。
米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の物理学者チームによると、もしもダークマターの正体が原始ブラックホールならば、それは10年に1度の頻度で太陽系を通過していると考えられるという。
その時、ダークマターが火星のそばを通過すれば、その重力によって軌道をふらつかせるため、それにより証明できるかもしれないという。
それは惑星の軌道としてはほんのわずかな揺らぎだが、現代の観測機器によって十分検出できるものだ。
▼あわせて読みたい
・星の内部に極小のブラックホールが存在する可能性
・理論上ブラックホールを核エネルギー源として利用できると物理学者
・ブラックホールの一部は、ブラックホールのように見える別の存在。「時空構造のねじれ」であるとする新たな仮説が発表される
・ブラックホールのまわりにダークマター(暗黒物質)の存在を示す間接的証拠を発見
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/458792.html
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