暗黒物質の正体が原始ブラックホールなら、火星の軌道の揺らぎで証明できるかもしれない

    全体:2月:0週:0日:0

Photo by:iStock

 謎めいた「ダークマター(暗黒物質)」や「原始ブラックホール」の実在は、火星の揺らぎによって証明されるかもしれない。

 米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の物理学者チームによると、もしもダークマターの正体が原始ブラックホールならば、それは10年に1度の頻度で太陽系を通過していると考えられるという。

 その時、ダークマターが火星のそばを通過すれば、その重力によって軌道をふらつかせるため、それにより証明できるかもしれないという。

 それは惑星の軌道としてはほんのわずかな揺らぎだが、現代の観測機器によって十分検出できるものだ。

References: A wobble from Mars could be sign of dark matter, MIT study finds | MIT News | Massachusetts Institute of Technology

続きを読む...

▼あわせて読みたい
星の内部に極小のブラックホールが存在する可能性
理論上ブラックホールを核エネルギー源として利用できると物理学者
ブラックホールの一部は、ブラックホールのように見える別の存在。「時空構造のねじれ」であるとする新たな仮説が発表される
ブラックホールのまわりにダークマター(暗黒物質)の存在を示す間接的証拠を発見

この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/458792.html

 - karapaia , , , , , , , , , ,

推し

新着記事

  1. 剣のような尾を持つ未知の翼竜を発見、巨大化する過程も明らかに
  2. 剣のような尾を持つこれまで未知の翼竜を発見、巨大化する過程も明らかに
  3. ペリカンとツーショット写真を撮ろうとした男性に訪れた悲劇はこの後すぐ!
  4. 鶏が先か、卵が先か?この哲学的な問題を単細胞生物の進化で探ってみた
  5. 幽霊のように白かった。アルバニア沖で世界初となるオロシザメの白変種を捕獲
  6. 動かないマネキンの代わりに商品を着た人間がルームランナーで歩く中国の斬新アパレル展示スタイル
  7. AI監視システムが象を救う。象の群れが線路を横切るのを検知し、列車がブレーキ
  8. どこかで見たことある猫が家に来た。なんと「迷子猫」の張り紙の子だった!
  9. 時には忘れることも大事。進化の視点から見た忘却のメリットとは?
  10. サンタさん来た!ほとばしる情熱でなでてもらいにいくゴールデンレトリバー犬
  11. エルフや妖精、バジリスクなど、中世の人々が信じていた超自然的な存在
  12. 誰かのストレスはみんなに伝染する。キンカチョウが教えてくれる感情の波及効果
  13. 怖い、バナナが怖い。スウェーデン大臣がバナナ恐怖症で、視界にバナナが入らないよう配慮
  14. 怖い、バナナが怖い。スウェーデン大臣がバナナ恐怖症で、視界にバナナが入らないよう配慮
  15. 廃棄された人形から398個の目玉を取り出して作ったシュールなストップモーション・アニメーション
  16. はじまったのか?今度はタイでサルが200匹以上が脱走、警察署に突入
  17. 座りっぱなしの健康リスクを取り戻すには1日何歩歩けばいい?理想的な歩数が明らかに
  18. 群れのアルファは息子だった!大学から帰省するたびに大興奮する4匹の犬
  19. 困った時の占い頼み。古代の人々が頼っていた占いの道具
  20. 11月生まれはADHDのリスクが高い?誕生月となりやすい病気の相関関係を調査
  21. 11月生まれはADHDのリスクが高い?誕生月となりやすい病気の相関関係を調査
  22. これはガチで乗りたい!パイロット志望だった父親がフライトシミュレーターを自作
  23. 通訳急募!6羽のインコたちが会議中もめているようなんです!
  24. ウサギと暮らす一家が庭で4匹の子猫を発見。はじめて猫を迎えることに
  25. 車の運転を覚えさせたネズミの続編。ネズミたちは何と運転を楽しんでいた!
  26. 猫飼いあるあるのある。くつろいでいる猫は絶対に邪魔したくない。で、こうなった
  27. 存在自体がありえない3つの巨大な赤い銀河が発見される
  28. シベリアの永久凍土から保存状態の良い絶滅種、サーベルタイガーの幼獣が発見される
  29. 戦国武将気分になれる甲冑風ランドセルが販売開始!
  30. 壁の中から大量のぬいぐるみを発見!いったい何のために?