5万年前の樹脂製の高度な技術の遺物。古代人類の太平洋拡散の歴史を書き換える可能性

    全体:0月:0週:0日:0

 考古学者のディラン・ガフニー博士を中心とした国際研究チームが、古代人類が高度な技術を使って加工した5万年前の樹脂製遺物から、ホモ・サピエンスが5万5000年前にはすでに太平洋に到達し拡散していた可能性が高かったことを突き止めた。

 これまでの研究では、現生人類の先祖がオーストラリア北部のマジェッドベベ岩窟に住みついたのは数千年前と言われていたが、このタイムラインがくつがえされる可能性が出てきた。

続きを読む...

▼あわせて読みたい
2万1000年前に人類がアメリカ大陸にいたことが、巨大アルマジロの解体処理で明らかに
こんな形だった!6万5千年前、最初にオーストラリアに人類が到達したときの大陸の形を復元
1万2600年前にアマゾンに現生人類が定住していたことを示す見事な岩絵
人類が2万年以上前に北米に到達していた痕跡を示す足跡を発見。従来の説が覆る可能性
人類の祖先が大陸移動した最古の痕跡。ラオスの洞窟から発見された86,000年前の骨片

この記事のカテゴリ:歴史・文化 / 人類

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/450157.html

 - karapaia , , , , , , , ,

推し

新着記事

  1. 重病の老人がストレッチャーに乗せられ銀行に運ばれる異常事態が発生、その理由とは?
  2. クロアシイタチのクローンの母親が3匹の赤ちゃんを出産、絶滅危惧種保全に新たな一歩
  3. 月の最大かつ最古の衝突クレーター(大穴)の年齢が特定される
  4. 「早く中に入れろ!」外の世界に憧れ脱出を試みた室内猫だったが、すぐに撤収
  5. 4億5千万年前の黄金色の節足動物の化石が新たに発見される
  6. 北欧神話の終末の日「ラグナロク」は本当にあった可能性。1500年前の証拠が発見される
  7. まるで黒い髪の毛を食べているかのよう。中国でトレンドとなっている屋台フードの正体は?
  8. 小さなハチドリの小さな巣がかわいすぎた
  9. 今日はこれ!家族に捨てられた犬のお世話していたら、毎日プレゼントを持ってくるように
  10. 悲しみは人間のものだけなのか?動物たちは死をどのようにとらえているのか?
  11. 猫しか勝たん!自分そっくりのクッションに囲まれてごきげんな猫
  12. エイリアンの卵?オレンジ色のマグマのような袋状の巨大物体が発見される
  13. 闇と混沌の小惑星「アポフィス」2029年4月の地球接近時に地震や地滑りで変身する可能性
  14. 人型ロボット「シン・アトラス」が人間と同じように職場で働いているだとぅ!
  15. 犯人はリス。車のエンジンルームの中に大量の松ぼっくりを隙間なく詰め込んでいた
  16. 助けてくれたおじいさんに毎日抱っこされたがりの保護ギツネ
  17. やはり筋肉は裏切らなかった。10週間筋トレをサボってもすぐに取り戻せることが判明
  18. 猫が下した天誅なのか?男性に襲い掛かる悲劇はこの後すぐ!
  19. マヤ文明の失われた巨大都市を発見、7000近くの建造物がユカタン半島に隠されていた
  20. 火星から地球に送信された「エイリアンメッセージ」をアマチュア科学者父と娘が解読に成功
  21. 今年も動物たちと共にやってきた!2025年オーストラリア消防士カレンダーが絶賛販売中
  22. 一部マニアに人気のコンテンツ、油圧プレスであらゆるものを押しつぶす瞬間の映像
  23. 35年間アライグマに餌をやり続けた女性、100匹以上に家を包囲され警察に助けを求める
  24. 人間は、悲しんでいるロボットを見ると同情する。その共感力が悪用されることも
  25. 人間は、悲しんでいるロボットを見ると同情する。その共感力が悪用されることも
  26. 母ヤギと子ヤギ2匹が消防署付近に出没。なぜか犬1匹も同行していた
  27. シチリア島の水中洞窟で初期人類、ホモ・サピエンスの移住の手がかりが発見される
  28. 天の川銀河中心のブラックホールを撮影した画像は本当の姿ではない可能性(日本研究)
  29. 大麻栽培を疑われた医療機関にSWATが突入、ライフルがMRIに吸着し大変なことに
  30. こんなことってある?車に乗ろうとしたらナマケモノがハンドルを握っていた件