うつ病患者の脳内信号を磁気刺激で逆転させることで治療効果が得られることが判明
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米スタンフォード大学の研究チームが、重いうつ病患者の脳内信号の流れを逆転させることで治療効果が得られることを発見した。
強力な磁力(磁気パルス)で頭皮から脳を刺激して、治りにくいうつ病を治療する「経頭蓋磁気刺激(TMS)」治療法は以前から存在し効果を上げていた。だが、そもそもなぜこの治療法が効くのか、これまで謎に包まれていた。
今回『PNAS』(2023年5月15日付)に掲載された研究では、そのメカニズムが明らかにされている。
うつ病患者の多くは脳内信号が、誤った方向に流れているのだそうで、磁力刺激でその流れを逆転させることで効果が発揮されるという。
これは重いうつ病の根本的な治療につながるほか、その診断に役立つバイオマーカー(生物学的指標)としても利用できる可能性があるとのことだ。 続きを読む
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/52322826.html
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