3万年以上前、ホモ・サピエンスは舟で日本列島にたどり着いたことを実証(日本研究)

全体:4月:0週:0日:0

3万8000年前頃、日本列島に現れたとされるホモ・サピエンスだが、彼らは海を渡って辿り着いたと考えられている。
2019年に実施された「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」では、当時の丸木舟を再現して航海し、それが実際に可能だったことを実証している。
同プロジェクトの締めくくりとなる2本の論文では、当時の黒潮は現在のものよりも流れが速かったことが明かされた。
それでもなお、当時の人類は、熟練の技と知恵で丸木舟を作り、黒潮に挑み台湾から琉球諸島にたどり着くことができたようだ。
旧石器時代のホモ・サピエンスは無謀な冒険者などではなかった。高度な舟作りの技術を持ち、黒潮の流れを読み取る戦略性を兼ね備えていたようだ。
▼あわせて読みたい
・台湾で発見された顎骨の化石はデニソワ人のもの、アジアの人類史を塗り替える
・30万年前の東アジアに生きた新種の古代人類、ホモ・ユルエンシスの存在が明らかに
・日本人は何者なのか?弥生人の古代ゲノム解析からそのルーツが明らかに(東京大学)
・歴史を覆す発見。アジアのヒト族は110万年も前から高度な道具を使っていた
・中国からアメリカと日本へ、氷河期時代の人類移動の証拠を発見
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/522249.html
推し
新着記事
- 燃えながら108mも車をけん引。炎のスタントマンが世界ギネス記録を樹立
- 車の上で寝ている猫をやさしく起こす方法
- SFの世界を見ているようだ。人型ロボットがスタスタと歩き、仲間と挨拶を交わす
- 太陽に異変、静穏な時期に入るはずが黒点や太陽フレアが増加し活発に
- オンリー・ドバイ?ピンク色した猫耳クリスタル・ベントレーはいかが?
- パラグライダーでアクシデント、高度1100mから落したGoProが恐怖の瞬間を記録
- 病院に搬送された飼い主を、待合室の椅子の下でじっと待ち続ける犬の献身
- 初期のヒト属「ホモ・ハビリス」は捕食頂点者ではなく、ヒョウの獲物だった
- 人類は今「進化の転換期」にいる。文化的適応による急速な進化
- パナマで隕石から生まれた「ヴェノム」のような地球外生命体」が話題に
- フロリダではよくあること。投げ縄と抑え込みでワニを捕獲する保安官
- 羊の皮を被った猫?くるくる巻き毛の「セルカークレックス」の子猫
- 羊の皮を被った猫?くるくる巻き毛の「セルカーククレックス」の子猫
- オオカミサイズの古代カワウソ、600万年前の中国で最強クラスの捕食者だった
- 100年以上正体不明だった甲殻類、寄生生物の幼体だった可能性
- またチャットGPTを困惑させたい?ならばこう聞いてみよう
- 中国の航空ショーで「空飛ぶクルマ」が衝突し炎上
- せつない…。またしてもシャチの母が亡くなった我が子を抱えて泳ぎ続ける
- ミツバチと人間の意外な共通点 社会的行動に関連する遺伝子のメカニズムが一致していた
- クレオパトラの墓の謎を解くヒントに?沈没した古代エジプトの港と地下トンネル網を発見
- アルメニアのドラゴン石の謎を解明、6000年前の水への信仰と結びついていた
- 14時間ぶっ続けで宿題をやらされた11歳の少年がストレスが原因で入院(中国)
- 猫がつらい過去を持つ犬の不安を癒す。見守りカメラがとらえた尊い瞬間
- ニューヨークのネズミが、人間には聞こえない超音波で独自の言語を使いはじめた
- 10年以内にブラックホールの爆発が観測されるかもしれない!宇宙の謎に迫る大チャンス
- 牛をシマウマ柄にすると虫よけ効果、日本の研究がイグノーベル賞を受賞
- 川でトイレがサバイバルタイムに突入!増水で電信柱にしがみつく男性
- 1,600kmを旅したオオカミ、運命の出会いが100年ぶりに地域に群れを復活させるきっかけに
- モフモフのサンゴの新種を発見。「チューバッカ」と名付けられる
- モフモフのサンゴの新種を発見。「チューバッカ」と名付けられる