インドネシアの海底でホモ・エレクトスの化石を発見、絶滅した人類の謎が明らかに

全体:2月:0週:0日:0

インドネシア・ジャワ島沖の海底から、約14万年前のホモ・エレクトスの化石が発見された。正式には「ホモ・エレクトス・エレクトス」で、日本ではジャワ原人として知られる化石人類である。
当時この地域には「スンダランド」と呼ばれる広大な陸地が広がっており、今回の発見はその地で暮らしていたホモ・エレクトスとしては初の化石記録となる。
今回の発見から、ウシ科動物を狩るなど、これまで知られていなかった行動の痕跡も見つかり、更新世を生きたホモ・エレクトス像に新たな視点を加えている。
これらの痕跡は、彼らがアジア本土の他の人類集団と接触し、狩猟技術などを共有していた可能性を示唆している。
▼あわせて読みたい
・100万年前の人類の先祖が使用していた球状の火山岩の道具を発見
・現生人類の遺伝子の2割は“謎の集団”から受け継いだ可能性、30万年前の交雑の痕跡を発見
・ホビットとして知られるフローレス原人の骨が発見され、考えられていた以上に小さかったことが判明
・考えられていたより8倍古い。人間の言語は160万年前に誕生したとする説
・初期の人類は我々が思っている以上に賢かった。120万年前の黒曜石の道具を作る作業場を発見
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/512865.html
推し
新着記事
- クラゲの大群がフランスの原子力発電所に2度目の襲撃、原子炉を停止に追い込む
- 君はともだち。ボーダーコリーと野生のカラスがいつのまにか大親友に
- 2025年9月8日は皆既月食の満月!3年ぶりに赤銅色の満月が夜空を染める
- 毒には毒を。ヒ素と硫化物を体内に取り込み、毒性を抑えた鉱物に変える深海のワーム
- バイキングは本当に無骨だったのか?髪型を整え、身だしなみに気を配っていた可能性
- 70年前の桃の缶詰を開けてみた。果たしてその中身は?
- 車社会アメリカで車の乗り入れが禁止された地区がある、その理由とは?
- 階段が怖くて登れない子犬を励まし続けた2匹の犬と飼い主、そして感動の結末が!
- ワライカワセミの恩返し?ミミズをあげたら、巻き尺をくわえて仕事を手伝ってくれた
- 準惑星「ケレス」に放射性熱エネルギーの痕跡、かつて生命が存在した可能性(NASA)
- コバンザメの吸盤にヒントを得て、体内に張り付き薬を効率的に届けるデバイスを開発
- 犯人はサル。インドで起きた現金紙幣ばらまき事件に人々が殺到
- 大学進学でいなくなった娘の部屋の前で、出てくるのを待ち続ける猫の姿に涙
- 遺体確認につながるか?ダ・ヴィンチの6人の血族に共通のY染色体を発見
- 遺体確認につながるか?ダ・ヴィンチの6人の子孫に共通のY染色体を発見
- ママだけがいいの。パパはあっちいって!近づかれると全力拒否する子犬
- 地球の季節がずれている。過去20年間の衛星画像で明らかになったこと
- 犬型ロボットが宇宙で相棒に!月や火星を自分で考えながら歩く訓練が開始される
- 1万8000杯の水を注文する動画がバズったことでタコベルがAIドライブスルーを再考
- 動物病院に助けを求めた猫の素敵な恩返し、看護師として患者たちを癒す存在に
- クジラとイルカは友達だった?世界中の海で確認された「種を越えた交流」
- たった一つの遺伝子の突然変異が馬を乗れる動物にし、人類の歴史を変えた
- 遺伝子の突然変異が馬を乗れる動物にし、人類の歴史を変えた
- 失われたマヤ文明の都市「白いジャガーの地」を特定、300年以上前の手紙が手掛かりに
- 19世紀の英国要塞を大豪邸にリノベーションした島が絶賛売り出し中
- 鯉のぼりならぬ「ナマズのぼり」、大群で滝を登る驚愕の光景(ブラジル)
- 七面鳥かと思ったら…納屋で見つけた卵を孵化させたところ、予想外の鳥のヒナが誕生!
- 大型恐竜サイズの小惑星「2025 QD8」が2025年9月3日、地球に最接近
- AIの暴走を32パターンに分類、その多くは人間の精神疾患に良く似ていた
- ダークマターが惑星に蓄積し、ブラックホールを形成する可能性を科学者が示唆