インドネシアの海底でホモ・エレクトスの化石を発見、絶滅した人類の謎が明らかに

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インドネシア・ジャワ島沖の海底から、約14万年前のホモ・エレクトスの化石が発見された。正式には「ホモ・エレクトス・エレクトス」で、日本ではジャワ原人として知られる化石人類である。
当時この地域には「スンダランド」と呼ばれる広大な陸地が広がっており、今回の発見はその地で暮らしていたホモ・エレクトスとしては初の化石記録となる。
今回の発見から、ウシ科動物を狩るなど、これまで知られていなかった行動の痕跡も見つかり、更新世を生きたホモ・エレクトス像に新たな視点を加えている。
これらの痕跡は、彼らがアジア本土の他の人類集団と接触し、狩猟技術などを共有していた可能性を示唆している。
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引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/512865.html
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