世界で最も希少なクジラ「バハモンドオウギハクジラ」には胃袋が9つもあった!

全体:2月:0週:0日:0

世界で最も希少なクジラ「バハモンドオウギハクジラ」が初めて解剖され、その謎に包まれた生態が一部明らかになった。
今回解剖されたのは、今年7月にニュージーランドのビーチで発見された体長5メートルのオス個体だ。
このクジラはオウギハクジラ属に属し、マオリ文化では「宝物」を意味する「タオカ」として知られている。これまでに確認された標本はわずか6体、生きた姿を見た人は誰もいないという、まさに“幻のクジラ”だ。
解剖の結果、その上顎に小さな歯の痕跡があることや、9つの胃を持つ独特の構造が判明。今回の発見は、この希少な海洋生物の理解を深める大きな一歩になると期待されている。
References: First Dissection Of The World’s Rarest Whale Reveals They Have 9 Stomach Chambers / バハモンドオウギハクジラ / WHALE WONDERS: 13 INTERESTING WHALE FACTS
▼あわせて読みたい
・巨大海洋生物の遺伝的秘密が明らかに。大きいクジラと小さいクジラがいる理由
・4本足のクジラの化石がエジプトで発見され、冥界の神「アヌビス」にちなんだ名がつけられる
・巨大です。シロナガスクジラの心臓標本の作り方
・一生のうちほんのわずかしか眠らない、マッコウクジラの貴重な睡眠シーンがついに激写される
・いったいなぜ?クジラは現世で世界最大の動物となったのか、その謎と歴史に迫る。
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/474068.html
推し
新着記事
- 第二の地球がついに?TRAPPIST-1系の惑星で大気の兆候が発見される
- 第二の地球がついに?TRAPPIST-1系の惑星で大気の兆候が発見される
- 世界で唯一、ゴーストタウンとなった首都があるモントセラト島プリマスの悲劇
- 火星内部に隠された混沌とした構造を発見、具だくさんの炊き込みご飯状態に
- 第一次世界大戦で沈没したドイツ潜水艦UB-110の内部を記録した貴重な写真
- サプライズ?少女の誕生日パーティーでプレゼント箱から“本物のヘビ”が特別出演
- 窓際にやってきた猫におしゃべりするヨウム。「こんにちはネコちゃん、どこからきたの?」
- 約200万分の1の確率。珍しい青いロブスターがアメリカで2匹捕獲される
- 「第6の大量絶滅」は本当に始まっているのか? 研究で示された異なる視点
- 史上最大のティラノサウルスの骨の化石から血管を発見 恐竜の生態に新たな手がかり
- カエル、はさまる。スプリンクラーのカバーにすっぽりはまったヒキガエルを救助
- DV被害女性がコンビニで「助けて」のハンドサイン、店員が通報し男性を逮捕
- スノードームかな?ケージの中を雪景色に変えたいたずらっ子な保護犬
- うれしいニュース!数十年ぶりにライオンの親子が目撃される(中央アフリカ共和国)
- 地球は進化した地球外生命体にテラフォーミングされたとする仮説が登場
- 2体の翼竜の幼体の化石を発見。1億5000万年前の嵐で命を落としたことが明らかに
- まんざらでもない?自分の髪型(毛柄)を気に入っている猫
- オンリー・インド?交通渋滞から逃れるためにスクーターを肩に担いで歩く男たち
- クレーンゲームのぬいぐるみを欲しがる犬のために、通行人がゲットしてプレゼント!
- 好きな番組を一気見することは、心に良い影響をもたらす可能性があるとする研究結果
- なぜ未来人は現れないのか?タイムトラベルは自らを消し去る運命にあるという仮説
- 研究室で生み出された「鏡像生命体」が、制御不能な危機を招くと科学者らが警鐘
- 猫が筒に顔を突っ込む表情がなんともかわいい「プリングルス・キャット」
- クラゲの大群がフランスの原子力発電所に2度目の襲撃、原子炉を停止に追い込む
- 君はともだち。ボーダーコリーと野生のカラスがいつのまにか大親友に
- 2025年9月8日は皆既月食の満月!3年ぶりに赤銅色の満月が夜空を染める
- 毒には毒を。ヒ素と硫化物を体内に取り込み、毒性を抑えた鉱物に変える深海のワーム
- バイキングは本当に無骨だったのか?髪型を整え、身だしなみに気を配っていた可能性
- 70年前の桃の缶詰を開けてみた。果たしてその中身は?
- 車社会アメリカで車の乗り入れが禁止された地区がある、その理由とは?