驚異の放射線耐性を持つ、最強細菌の秘密が明らかに!
全体:5月:0週:0日:0

地球上のほとんどの生物にとって放射線は有害で、死をもたらす破壊力を持っている。だがその脅威にまったく屈しない細菌が存在する。それが「デイノコッカス・ラディオデュランス」だ。
この細菌は、極限環境で生き抜く能力を持ち、高温、低温、乾燥、低圧力、酸にも耐えられるため、過酷な火星でも生き抜くことが可能だと考えられている。
科学者たちは長年、この驚異的な耐性の秘密を探ってきたが、ついにそのメカニズムの一端が明らかになった。
米国ノースウェスタン大学をはじめとする研究チームによると、細胞内の「マンガン」が鍵を握っているという。
References: How ‘Conan the Bacterium’ withstands extreme | EurekAlert!
▼あわせて読みたい
・地球最強生物クマムシが強い放射線を浴びても死なない理由が明らかに
・極限環境を生きた証が生物のゲノムに刻み込まれていることが判明
・クマムシの遺伝子を人間の細胞に組み込むことに成功。放射線に耐性を持つスーパーソルジャーが誕生する可能性
・地球の生命はやはり宇宙から来ていたのか?細菌は宇宙空間で何年も生き続けられるという新たな証拠(JAXA)
・チェルノブイリで繁殖した放射線を食べる菌が宇宙飛行士や宇宙旅行者を救う(米研究)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/472773.html
推し
新着記事
- 地球の近くに準衛星「2025 PN7」を発見、数十年見過ごされていた
- AIが誤認。お菓子の袋と銃を間違え無実の10代少年が警察に拘束される
- 生まれた!クマムシの卵が孵化し、脱皮殻を破って出てくる瞬間をとらえた顕微鏡映像
- 孤児のシマウマを安心させるため、ゼブラ柄のコートでお世話をする飼育員たち
- 恐竜時代、7300万年前の新種のサケの化石を発見、魚類の歴史を塗り替える
- 粘土層に保存された化石が、白亜紀の恐竜の本当の姿をリアルに蘇らせた
- 離婚した夫婦、元夫が猫の「養育費」を10年間支払うことに合意(トルコ)
- 「また会えた!」よく見かけるホホジロザメがカヤックに近づき並んで泳ぐ、奇跡の光景
- 野生のクマが動物園に侵入、仲間になりたそうに飼育されているクマたちを見つめる
- アメリカ大陸に最初に移動した現生人類は北海道を含む東アジア地域から来た可能性
- 土星衛星「タイタン」で本来混ざらないはずの物質が結合、生命誕生の謎を解き明かす鍵に
- インドで発見された新種の巻貝に「宮崎駿」氏の名にちなんだ学名が付けられる
- 赤い車が警察に止められやすい、は本当なのか?
- 犬が起こした奇跡。昏睡状態の患者に触れた瞬間、その手が再び動き始めた!
- 一酸化炭素中毒を直接解毒、数分で血液を浄化する治療法を開発
- 数世紀にわたり湖から発せられる謎の爆音「セネカの銃」の正体を科学が解き明かす
- 海外の味を盗んで密輸?イギリスのマクドナルドで日本を含む7か国の限定メニューを販売
- 海外の味を盗んで密輸?イギリスのマクドナルドで日本を含む7か国の限定メニューを販売
- 蚊のいない国がゼロに。最後の砦だったアイスランドで蚊を初めて確認
- 作業中の飼い主に背中を差し出したハスキーの心遣いと幸せそうな表情にグっとくる
- ジュラ紀の恐竜「ギラッファティタン」の尻尾は犬のように動いていた、3D復元で明らかに
- 恒星間天体「3I/ATLAS」に変化、太陽に向いていた尾がひっくり返り逆方向へ
- そこに山があるから登るのは人、ではなぜ猫は登るのか?
- 中国のレストランで魚の入った水槽が爆発
- 再び愛を求めて… 公園に捨てられたウサギが人間に助けを求め続ける
- ニモだけじゃなかった!刺胞動物を連れ泳ぐ幼魚たちの持ちつ持たれつな関係
- オンリー坊主。エマ・ストーン主演映画の先行上映会は、頭髪がない人のみ入場可
- 950年代に現れた謎の「一時的な光」、核実験施設周辺に集中していた
- 1950年代に現れた謎の「一時的な光」、核実験施設周辺に集中していた
- 折りたたみ式で水上への離着陸可能、車のトランクに積める垂直離着陸機が登場