死海の底から伸びる白い煙突を発見。陥没穴発生を告げるサインかもしれない

    全体:0月:0週:0日:0

死海の30mの湖底で発見された白い煙突 Credit: UFZ

 死海の海底から白い煙のような煙突状の物体が発見された。最大で高さ7mもあるこの物体は、塩の結晶でできており「岩塩煙突(halite chimney)」と呼ばれる。

 もちろん煙突なのだから、ゆらゆらとたなびく煙だって出ている。と言っても、それは煙ではなく塩水である。

 実はこの煙突、死海周辺の住民にとっては重要でもあるかもしれない。というのも、岩塩煙突は地域周辺に突然出現する陥没穴のサインとなるからだ。

References: Mysterious White Smokers Discovered in the Dead Sea

続きを読む...

▼あわせて読みたい
陥没穴がぐんぐん巨大化、街を飲み込んでしまう恐怖が住民に広がる
巨大な陥没穴が農地に次々と出現する怪現象。地下水の灌漑が原因か?(トルコ)
まるで異世界。ドローン撮影した死海の写真は地球の奥深さを見せていた(イスラエル・ヨルダン)
真っ黒のドレスを死海に2年間沈めてみたところ・・・白いウエディングドレスが出来上がったようだ。
死海にあいた巨大な陥没穴。その数なんと3000以上で今尚急増中

この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/469408.html

 - karapaia , , , , , , ,

推し

新着記事

  1. うれしいニュース。世界最高齢のコアホウドリ、74歳で新たな伴侶の卵を産む
  2. AIチャットボットに怒りや不満を暴露すると、感情が和らぐとする研究結果
  3. ネコトカゲキス。大好きなトカゲに朝のキスを贈るのが日課となっている猫
  4. ハワイに住んでいたといわれる伝説の小人族「メネフネ」は実在したのか?
  5. 北極海から氷が消える日はそこまで来ている。科学者が7~20年後と予測
  6. ベトナムでレンタル彼氏が流行している理由
  7. 想像を絶する中世のお城の長距離弾道ぽっとんトイレの歴史
  8. 蝶に大人気の犬。散歩に出かけるたびに群れで体にひっついてくる
  9. アメリカ大陸では1万2000年前から人間と犬と友達だった。餌をあげていた痕跡を発見
  10. アメリカ大陸では1万2000年前から犬と友達だった。餌をあげていた痕跡を発見
  11. 絶対に雪の上を歩きたくない。でも友達には会いたい。猫が編み出した冬の歩行スタイル積雪回避ver.
  12. 古代アナトリアの2600年前の碑文がついに解読される
  13. 次世代の6G通信技術では人体を利用してバッテリーを充電できるようになるかもしれない
  14. ちょっと欲しいかも。スペインのKFCがフライドチキン型のたまごっちを販売
  15. 青空にスマイル!余命わずかな航空ファンのために、飛行機が空に描いたサプライズ
  16. 誰が3歩で忘れるって?ペットのニワトリが文字や数字を識別してギネス世界記録を樹立
  17. うれしいニュース。マルハナバチの数が116倍に急増、スコットランドの再生プロジェクト
  18. 孤児の赤ちゃん猫を保護したところ、子育て中の飼い猫がすぐに我が子として迎え入れる
  19. 2025年には何が起きる?ブルガリアの盲目の予言者「ババ・ヴァンガ」の6つの予言
  20. 2025年には何が起きる?ブルガリアの盲目の予言者「ババ・ヴァンガ」の5つの予言
  21. ネアンデルタール人は人類最初の化石収集家だったことが洞窟の遺物で明らかに
  22. 世界で最も危険な湖。ロシアに存在したカラチャイ湖の闇と真実
  23. Googleマップの指示通りに進んだら橋が崩落していた。インドで3人の乗った車が転落
  24. 心臓発作を起こした飼い主を助けたい一心で、独自の心肺蘇生法で救った犬
  25. カラスを敵に回さない方がいい。カラスは人間に恨みを持つと17年忘れない
  26. 絶対に負けない!犬と一緒に育った羊の犬化が進み過ぎると、ライバル心を抱くようになる
  27. ケニア沖で発見された沈没船はバスコ・ダ・ガマの最後の航海の船かもしれない
  28. 月明かりの中で普段とは異なる行動をとる5種の動物たち
  29. 刑務所から脱獄することが合法の国が複数存在する。その理由とは?
  30. 西暦8113年まで開けられない膨大なタイムカプセルが詰め込まれたアメリカの地下聖堂