北大西洋の主要海流に崩壊の危機、今後数世紀にわたり、地球規模の影響を及ぼす可能性

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世界的な気候学者たちのグループが、大西洋の海流に大きな危機が迫っていると警鐘を鳴らしている。
この警鐘は、ペンシルベニア大学の気候学者マイケル・マン氏をはじめとする著名な科学者ら44名が、北欧諸国の政府間フォーラム宛の公開書簡という形で公表したものだ。
それによると、「大西洋子午面循環(AMOC)」と呼ばれる大西洋の海洋循環が崩壊してしまうリスクが、あまりにも過小評価されているという。
仮にそれが停止してしまえば、北欧諸国のみならず、全世界の農業や生態系に甚大な影響が出ると予測される。それゆえに、すぐにでも対策が必要であると、科学者たちは行動を求めている。
References: Open Letter by Climate Scientists to the Nordic Council of Ministers / Key Atlantic current could collapse soon, 'impacting the entire world for centuries to come,' leading climate scientists warn | Space
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・大西洋の海洋循環が崩壊に向かっていると新たな研究が指摘
・早ければ2025年、大西洋の海洋循環が崩壊。地球の気候に大波乱を引き起こす恐れ
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/463562.html
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