40億年前の大規模な小惑星衝突で木星衛星「ガニメデ」の自転軸が大きく変化した

全体:3月:0週:0日:0

今から40億年ほど前、木星の第三衛星「ガニメデ」で、太陽系史上最大級となる激しい小惑星の衝突が起きていたようだ。
その小惑星の大きさはなんと半径150kmと、かつて地球の恐竜を絶滅させた小惑星の20倍もの巨大さだ。
大規模な衝突で生じた「重力異常」によって、ガニメデの自転軸は1000年にも渡り揺さぶられ続けたことが、神戸大学の研究で明らかとなった。
それは地球にとっても他人事ではない。太陽系初期にはそうした大規模な衝突がさまざまな場所で起きていたからだ。
つまりガニメデに残された痕跡は、地球をはじめとする惑星や衛星の形成・進化を私たちに伝えてくれるのだ。
▼あわせて読みたい
・太陽にオーロラが発生!太陽嵐で地球との間に荷電粒子の”双方向ハイウェイ”が開通
・歴史的な木星系探査機打ち上げにナマケモノが立ち会っていた件
・木星の衛星イオで大規模な火山噴火を発見、過去最大のもの
・木星の衛星って80個もあるんだぜ!地球と比較したCG映像
・自分、ロマンいいっすか?木星の衛星ガニメデからWi-Fiと同じ電波を検出。宇宙人の仕業なのか?(NASA)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/452476.html
推し
新着記事
- カリフォルニアで地震発生!その時留守番をしていた犬と猫は?
- 空から高速で落下する謎の物体、音もたてずに消えていく(アメリカ)
- 保存した脳から記憶を取り出せる日はくるのか?脳科学者312人に聞いた驚きの答え
- 宇宙葬のカプセルが大気圏突入に失敗。166名分の遺灰が失われる
- 危険運転で止められた養蜂家、逆切れしてミツバチの大群に警察官を襲わせる(スペイン)
- 危険運転で止められた養蜂家、逆切れして逆切れしてミツバチの大群に警察官を襲わせる(スペイン)
- 「ここから出して~!」子アライグマ、木の割れ目に挟まって大騒ぎ、警察官が無事救助
- 野生のシャチは人間に食べ物を分け与えようとすることが、科学的に確認される
- ケージの隙間から脱出を試みた子猫、うっかり変顔になってしまう
- 蚊ほどの大きさの軍事偵察用の極小ドローンを中国が開発
- ガラパゴスの野生トマトに進化の巻き戻し。数百万年前に持っていた毒を再び復活させる
- ガラパゴスの野生トマトに進化の巻き戻し。数百年前に持っていた毒を再び復活させる
- 超薄型コンパクト!幅50cmのフィアット・パンダEVがイタリアで誕生
- 北極海で遭難したフランクリン遠征隊の捜索計画で配布されたボタン、オークションで高額落札
- 長距離トラックから鳥の巣とヒナを発見、1100kmの旅を経て救助、自然に帰される
- 3万年以上前、ホモ・サピエンスは舟で日本列島にたどり着いたことを実証(日本研究)
- 私ひとりじゃできにゃ~い。キャットホイールを飼い主に回してもらう猫だが真夜中は別の顔
- 終末に備えて人間の便を永久保存。スイスに作られた微生物の為の「ノアの箱舟」計画
- マンモスの牙で作られた4万年前のブーメラン、知られている中で世界最古
- あまりにもネズミが多いので。ニューヨークでネズミツアーが開催されている件
- 猛暑で道路がジャンプ台状態に!車が空中に舞い上がる
- 猫とカワウソが合体したみたい。「ジャガランディ」の魅力に迫る
- 群れのボスがいなくなるとメスがオス化。わずか数分で性転換の兆候が現れる魚
- 赤ちゃんの入浴時に必ず同行し、安全を監視する猫は穏やかな巨人、メインクーン
- 赤ちゃんの入浴時に必ず同行し、安全を監視する猫は穏やかな巨人、メインクーン
- 古代ローマ兵に巨人がいた?2000年前の大きな靴が発見される
- 光合成で二酸化炭素を吸収・蓄積する生きた建材が開発される
- 一番最後まで寝てたクマー。冬眠コンテストで優勝したヨーロッパヒグマのマーシャの物語
- アメリカで白昼に火球が落下、隕石が民家を直撃
- アライグマの尻尾とネコ科っぽい顔立ちが特徴の動物「カコミスル」と日中に出会える奇跡