40億年前の大規模な小惑星衝突で木星衛星「ガニメデ」の自転軸が大きく変化した

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 今から40億年ほど前、木星の第三衛星「ガニメデ」で、太陽系史上最大級となる激しい小惑星の衝突が起きていたようだ。

 その小惑星の大きさはなんと半径150kmと、かつて地球の恐竜を絶滅させた小惑星の20倍もの巨大さだ。

 大規模な衝突で生じた「重力異常」によって、ガニメデの自転軸は1000年にも渡り揺さぶられ続けたことが、神戸大学の研究で明らかとなった。

 それは地球にとっても他人事ではない。太陽系初期にはそうした大規模な衝突がさまざまな場所で起きていたからだ。

 つまりガニメデに残された痕跡は、地球をはじめとする惑星や衛星の形成・進化を私たちに伝えてくれるのだ。

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この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

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