世界最古、2億8800万年前の爬形類の皮膚の化石を発見

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 アメリカで、前期ペルム紀にあたる2億8800万年前を生きた爬形類(爬虫形類)の皮膚の化石が発見された。皮膚の化石としては世界最古のものとなる。

 この極めて珍しい皮膚の化石は、オクラホマ州リチャーズ・スパーの洞窟から発掘された。皮膚はウロコ状をしており、初期の「有羊膜類(爬形類に属する脊椎動物)」が陸上に適応していくプロセスを今に伝えている。

 中でも初期の爬虫類である「カプトリヌス」の皮膚は、見た目だけでなく現代のワニと同じ構造をしており、陸上の乾燥から守っていただろうことも明らかになっている。

 普通ならすぐに腐るか、食べられるかしてしまう皮膚が、貴重な化石になったのは、リチャーズ・スパー洞窟の特殊な環境がまるで魔法のような効果を発揮したからだという。 続きを読む

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/52328797.html

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