新たな地質時代「人新世」の到来か?その痕跡がカナダの湖で発見される
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「人新世」は、人類の活動が地球上の生態系や地質環境に与えた影響に注目したノーベル賞科学者が提案した時代のことだ。
2009年以来、地質学者をはじめとする「人新世実務グループ」は、ある重大な問いに答えるべく入念な調査を行なってきた。
その問いとは、「今から100万年後、もしも宇宙人が地球の大地を調べたとしたら、そこに人類の痕跡がはっきりと残された地層を見つけるだろうか?」というもので、彼らが最近たどり着いた答えは「イエス」だった。
マックス・プランク科学史研究所と共同で開かれた記者会見によれば、カナダ、クロフォード湖の堆積層には、人類が気候や環境に与えた影響がはっきりと残されていたという。
それが意味するのは、最終氷期が終わった1万1700年前から続く「完新世」がついに終了し、次の地質学的時代「人新世」が幕を開けたということだ。 続きを読む
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/52324124.html
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