地球の地下に存在する奇妙なゼリー状の塊。月を生み出す衝突で形成されたマグマの海が存在した可能性(米研究)

全体:2月:0週:0日:0
地球のマントルに存在する謎めいたゼリー状の塊は、月を生み出すことになった衝突で形成された太古のマグマから沈殿した鉱物かもしれない。
この塊の正体は、地球のコアの近くにあるマントルに存在する「超低速度層(ultralow velocity zone)」という層だ。
ここを地震波が通過するとき、移動速度が劇的に遅くなることが知られている。このことは、この層がマントルのほかの部分とは何かが違うということだが、どう違うのか今のところ不明だ。
最新の研究によれば、ゼリー状の塊は、フェロペリクレースという鉱物がふんだんに含まれている可能性があるという。
仮にそうだとすれば、45億年前にマグマオーシャン(隕石の衝突で飛び散った一部が月になったという説もある)というマグマの海が存在した可能性を示唆している。
結晶化し、沈殿したフェロペリクレースがマントルの基礎になったと考えられるからだ。
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引き用元サイト: カラパイア
記事元url: http://karapaia.com/archives/52265856.html
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