動物病院に助けを求めた猫の素敵な恩返し、看護師として患者たちを癒す存在に

全体:2月:2週:2日:0

猫の国といえばトルコが有名だが、実はモロッコも猫にやさしい国として知られている。地域の人々に支えられて暮らす“地域猫”たちが数多く存在し、人と猫の間には信頼関係が築かれている。
そんなモロッコ最大の都市カサブランカで、ある日体調を崩した一匹の猫が、助けを求めて動物病院の玄関ドアの前に訪れた。
獣医は迷わずこの猫を受け入れ、ウイルス性感染症の治療を行い、元気に回復させた。
しかし猫は、元気になっても病院を離れなかった。それどころか、治療に来た動物たちのそばに寄り添い、毛づくろいをして安心させるなど、まるで“看護師”のようにふるまいはじめたのだ。
動物の患者にとって欠かせない存在となったこの猫を、病院は正式に迎え入れることを決めた。もしかしたら、命を救ってもらったことへの、猫なりの恩返しだったのかもしれない。
▼あわせて読みたい
・トルコの猫は助けてくれる場所を知っている。病気の我が子を動物病院に運ぶ母猫
・老人ホーム閉鎖で悲しみに暮れる猫、新たなホームが見つかり再び人々の心を癒やす存在に
・本当の楽園がここにあった!ベンチに座ると犬や猫たちがたくさん集ってくるモロッコの保護センター
・猫界のナイチンゲール。モロッコの動物病院で献身的に患者の心と体を癒すオス猫
・保護区の猫たちに愛され、マッサージをしてもらったり、寄り添われる心やさしい盲目の犬
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/548480.html
推し
新着記事
- なぜ未来人は現れないのか?タイムトラベルは自らを消し去る運命にあるという仮説
- 研究室で生み出された「鏡像生命体」が、制御不能な危機を招くと科学者らが警鐘
- 猫が筒に顔を突っ込む表情がなんともかわいい「プリングルス・キャット」
- クラゲの大群がフランスの原子力発電所に2度目の襲撃、原子炉を停止に追い込む
- 君はともだち。ボーダーコリーと野生のカラスがいつのまにか大親友に
- 2025年9月8日は皆既月食の満月!3年ぶりに赤銅色の満月が夜空を染める
- 毒には毒を。ヒ素と硫化物を体内に取り込み、毒性を抑えた鉱物に変える深海のワーム
- バイキングは本当に無骨だったのか?髪型を整え、身だしなみに気を配っていた可能性
- 70年前の桃の缶詰を開けてみた。果たしてその中身は?
- 車社会アメリカで車の乗り入れが禁止された地区がある、その理由とは?
- 階段が怖くて登れない子犬を励まし続けた2匹の犬と飼い主、そして感動の結末が!
- ワライカワセミの恩返し?ミミズをあげたら、巻き尺をくわえて仕事を手伝ってくれた
- 準惑星「ケレス」に放射性熱エネルギーの痕跡、かつて生命が存在した可能性(NASA)
- コバンザメの吸盤にヒントを得て、体内に張り付き薬を効率的に届けるデバイスを開発
- 犯人はサル。インドで起きた現金紙幣ばらまき事件に人々が殺到
- 大学進学でいなくなった娘の部屋の前で、出てくるのを待ち続ける猫の姿に涙
- 遺体確認につながるか?ダ・ヴィンチの6人の子孫に共通のY染色体を発見
- 遺体確認につながるか?ダ・ヴィンチの6人の血族に共通のY染色体を発見
- ママだけがいいの。パパはあっちいって!近づかれると全力拒否する子犬
- 地球の季節がずれている。過去20年間の衛星画像で明らかになったこと
- 犬型ロボットが宇宙で相棒に!月や火星を自分で考えながら歩く訓練が開始される
- 1万8000杯の水を注文する動画がバズったことでタコベルがAIドライブスルーを再考
- 動物病院に助けを求めた猫の素敵な恩返し、看護師として患者たちを癒す存在に
- クジラとイルカは友達だった?世界中の海で確認された「種を越えた交流」
- たった一つの遺伝子の突然変異が馬を乗れる動物にし、人類の歴史を変えた
- 遺伝子の突然変異が馬を乗れる動物にし、人類の歴史を変えた
- 失われたマヤ文明の都市「白いジャガーの地」を特定、300年以上前の手紙が手掛かりに
- 19世紀の英国要塞を大豪邸にリノベーションした島が絶賛売り出し中
- 鯉のぼりならぬ「ナマズのぼり」、大群で滝を登る驚愕の光景(ブラジル)
- 七面鳥かと思ったら…納屋で見つけた卵を孵化させたところ、予想外の鳥のヒナが誕生!