ライフはもうゼロに近いボイジャー1号と2号、NASAによる延命措置が施される

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NASA のボイジャー1 が星間空間に突入する様子を描いたイメージ図
ボイジャー1のイメージ図 NASA / JPL-Caltech

  星間宇宙で孤独な旅を続けるボイジャー1号と2号。約半世紀に及ぶ過酷な宇宙旅でボロボロになった両機を守るため、NASAが延命措置を決定したそうだ。

 機体に搭載されたいくつかの科学装置を停止し、エネルギーの消費を最小限に抑えることにしたのだ。

 1977年に打ち上げられたボイジャー両機は、現在太陽系の外にある唯一の人工物で、星間宇宙の貴重なデータを送り届けてくれている。

 とは言え、1号も2号も高齢で、体力も限界に近い。一方、好奇心旺盛な地上の科学者たちは、まだまだ両機に働いてもらい、太陽系の外の状況が知りたい。

 そこでNASAのチームは、現在稼働している科学装置のスイッチを切り、両機にもう少し頑張ってもらうことにしたのだ。

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この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

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