シベリアの永久凍土から3万2000年前のケブカサイの遺体を発見、毛や皮膚、臓器も残されていた

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更新世後期にユーラシア大陸北部に生息していたサイの一種、ケブカザイ
Photo by:iStock

 シベリアの大地をおおう永久凍土で3万2000年以上氷漬けになっていた子供の「ケブカサイ」の遺体が発見されたそうだ。

 4歳前後で死亡したと思われるこのケブカサイは、右半分は捕食されていたものの、左側は皮膚と毛、臓器も残されていた。

 更新世後期を生きたケブカサイは、マンモスに次いで巨大な草食動物だったが、今回の発見により、氷河期の生態系をより深く理解する手がかりが得られるかもしれない。

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この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 動物・鳥類

引き用元サイト: カラパイア

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