アレルギーや自己免疫疾患の治療に役立つたんぱく質が発見される

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 今年も容赦のない花粉の襲来に苦しんでいる人はたくさんいるだろう。粘膜をムズムズと刺激する花粉アレルギーから、命を脅かすようなアナフィラキシー反応まで、本来私たちを守ってくれるはずの免疫機能が一つボタンをかけ間違うと、とにかくひどいことになる。

 人間の身体には、体内に入ってきた異物を認識し、攻撃して排除するための機能「免疫」が備わっている。ところが、この免疫機能が不具合を起こすと、まったく無害な自分自身の細胞や組織を攻撃してしまい、身体に様々な症状が出てくる。これがアレルギーであり、自己免疫疾患だ。

 これまで、免疫の暴走を止めるための治療法と言えばステロイドや免疫抑制薬が一般的だったが、新たなる方法でこの疾患を治療できるかもしれないという。

 免疫細胞が作り出すタンパク質「ニューリチン」が、有害な抗体を作り出す形質細胞の形成を抑制してくれるらしいのだ。
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引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/52300166.html

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