近世のフランス貴族の間で、野生動物の排泄物をそのまま香水として使うのが流行していた
全体:1月:0週:0日:0
近世の貴族たちの間で流行っていた野生動物の排泄物の香水 image by:public domain/wikimedia
においとは奇妙な感覚だ。 ドルチェアンドガッバーナの香水のせいだよ~ぐらいだったらまだ良いほうだ。
フランスの美術史家ユージーン・ヴィオレール・デュクは、かつてルイ15世の宮廷にいたお年を召したさる貴婦人が、人の排泄物で臭う廊下を歩きながら、"このにおいは古き良き時代を思い出させるわ!"と叫んだと書いている。
彼女が子供のころ過ごしたベルサイユの時代は過ぎ去ってしまったが、その懐かしい"におい"が彼女の記憶を再び呼び覚ましたのだ。
当時のヨーロッパは、今と比べると考えられないほど衛生感覚が欠如していた時代だった。屋外便所や肥溜めから漂ってくる悪臭は、かのご婦人の記憶を揺さぶる、忘れようにも忘れられない独特な"におい"の一部だったのた。
しかし、こうした悪臭を放つものは、糞尿をためる便器だけではなかった。
続きを読む
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: http://karapaia.com/archives/52295868.html
推し
新着記事
- 誤って玄関のドアを開けっぱなしで外出、だがその間犬がずっと家を守っていた
- 半透明のブタのお尻のような面白深海生物「ピックバットワーム」にズームイン!
- 中国で新種となる巨大な恐竜の足跡を発見。史上最大のラプトルの一種である可能性
- 合法的にマネーロンダリングできる神社、蛇が守りし穴場的スポット「白蛇辨財天」に行ってみた
- 「子供たちを迎えに来てね!」ガレージの中に潜むアライグマのお母さん、ニンゲンに保護された子供を連れて別の場所にお引っ越し
- エベレストの空が騒がしい、現在ヘリコプターやドローンが大量に飛び回っている
- Amazonの箱がすっきゃねん。返品用の箱に入り込んだ猫が千キロ先に配送されるも無事帰還
- 階段を上り下りすることで寿命が伸びる効果が認められる
- ついに!猫の陶芸家が爆誕、作品は即完売
- 13万年前のエイを模した砂の彫刻を発見、人間が生物をモチーフにした最古のアートの可能性
- 気候変動の救世主はビーバーかもしれない。衛星データで環境への多大なる貢献が明らかに
- おもらししたように見えるジーンズが販売されている件
- 「うちの子たちに何してんの!」ヒヨコを抱っこして爆睡中の猫、親鶏たちに怒られてもお昼寝を継続する(音量注意)
- タコが導く聖なる空間?ダイバーがタコに案内されて辿り着いた場所とは?
- 劇的ビフォーアフター!体重18kg超えの猫が7kgの減量に成功
- イギリスが「12345」などの安易なパスワードを禁止する最初の国に
- 信頼の兄者、海に流されそうなボールを弟犬のために取ってくる姿がかっこいい
- 2500年前のイリュリア人のヘルメットがクロアチアで発掘される
- 生きた細胞のように機能する人工細胞の作成に成功
- AI生成の「かわいい子猫のような花」の存在を信じ、偽の種を購入してしまう人が続出
- 飼い主さんに赤ちゃんが生まれた!愛犬「ボク、もうひとりっ子じゃなくなったの?」と戸惑いつつも、良いお兄ちゃんになる
- 後続車の危機管理能力がすごい!トラックから大量のガスボンベが転げ落ちる事故
- 深い絆を育んできた妹分の猫に先立たれた老猫、今もその姿を探し回る
- 大気圧を利用し、十数分でダイヤモンドを合成する方法を発見
- 赤ちゃんが起きとるやないけ!飼い主をビンタで起こすハスキー犬
- 要塞なのか?城跡なのか?砂漠の真ん中にぽつんと建つ謎の遺跡、クサール・ドラア
- 南太平洋のトンガで失われた最古の古代都市を発見、歴史を塗り替える可能性も
- 理想的な映画の上映時間の長さは92分。新たな調査で明らかに
- スパイカメラがガチで挑んでみた!巣穴を守るサーカスティックフリジヘッドとの口の大きさ対決の結果
- イルカを射殺した犯人を捜せ!有力な情報提供者に約300万円の報奨金