ロンドンマラソンの女性ランナーの尿を肥料化し、小麦栽培に活用する試み

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マラソン前のトイレ行列は、ランナーなら誰もが知る小さな試練だ。緊張感と同時に尿意も高まりを見せるからだ。
2025年のロンドンマラソンでは、その切実な時間を少しでも和らげようと、女性ランナー専用の特別なトイレがスタート地点に用意されていた。
だが驚くべきはその後だ。このトイレで効率的に集められた尿は、畑を潤す液体肥料として再利用される計画が進められていたのである。
1,000リットル分の尿で、3,000本のパンを焼けるだけの小麦が育つという試算が出され、環境と食をつなぐ新たな挑戦として注目を集めている。
▼あわせて読みたい
・ここでフィーバーしろと?ボタンを押すとディスコになるコンビニのトイレ
・可視化してほしくなかった。トイレを流すたびに大量のエアロゾルが便器から噴射されていた件
・古代ローマにとって尿は価値のある品で課税対象だった。歯磨き粉や洗濯にも利用されていた
・人間の尿が世界を養うかもしれない。農作物の肥料として尿を活用する動き
・ベルギーのレストラン、トイレからリサイクルされた飲料水を提供。高度な5段階の浄化システムを採用。
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 料理・健康・暮らし
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/532344.html
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