ロンドンマラソンの女性ランナーの尿を肥料化し、小麦栽培に活用する試み

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image credit: Instagram @peequaluk

 マラソン前のトイレ行列は、ランナーなら誰もが知る小さな試練だ。緊張感と同時に尿意も高まりを見せるからだ。

 2025年のロンドンマラソンでは、その切実な時間を少しでも和らげようと、女性ランナー専用の特別なトイレがスタート地点に用意されていた。

だが驚くべきはその後だ。このトイレで効率的に集められた尿は、畑を潤す液体肥料として再利用される計画が進められていたのである。

 1,000リットル分の尿で、3,000本のパンを焼けるだけの小麦が育つという試算が出され、環境と食をつなぐ新たな挑戦として注目を集めている。 

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 料理・健康・暮らし

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