本物の三葉虫の化石を加工した古代ローマのお守り、スペインで初の発見
全体:2月:0週:0日:0

スペイン北部ガリシア州のローマ時代集落跡で、約4億5000万年前の三葉虫の化石を加工し、お守りとして使用していた証拠が初めて発見された。
「ア・シブダ・デ・アルメア(A Cibdá de Armea)」で発掘されたのは、オルドビス紀(約4億5000万年前)に生息した三葉虫の仲間の全長4cmの断片で、裏面には人の手で削られた痕跡が確認されており、1世紀から3世紀頃に加工された可能性が高いという。
分析の結果、この化石はスペイン中部から約430kmの距離を運ばれてきたことが分かっており、当時いかに珍重されていたかを示している。
今回の発見は、古代ローマにおいて先史時代の化石が霊的な力を持つと信じられていたことを示す世界初の直接証拠となる。
▼あわせて読みたい
・最も保存状態の良い三葉虫の化石が発見され、体の構造が明らかに
・ツタンカーメン王の胸飾りのスカラベに隠された宇宙とのつながり
・三葉虫が2度の大量絶滅を生きのびた理由を解明。その秘密は体の構造にあった
・今だ起源も用途も不明、古代ローマの「中空十二面体」の謎
・「邪眼」を避ける1500年前のお守りが再発見される(イスラエル)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/529866.html
推し
新着記事
- 恐竜よりも前に生息していた2億4000万年前の最強捕食者、ワニの祖先の新種を発見
- 恐竜よりも前に生息していた2万4000年前の最強捕食者、ワニの祖先の新種を発見
- トヨタが描く子供用自動運転車の未来、AIパーソナルモビリティー
- 落下の途中でロープが切れた!バンジージャンプで事故発生(インド)
- 氷が張られたばかりのスケートリンクに一番乗りしたのは、地元でなじみのクマだった!
- ザクロやクルミに含まれる天然成分、28日で老化細胞の若返り効果を確認
- 大型捕食者の復活は生態系をどう変えるのか 北米で見えてきた複雑な実態
- 実はそれアートです。「鏡が汚れている」と勘違いして掃除してしまったボランティア
- ひらめいた!妻と買い物に行きたくない男性、車の盗難をでっちあげる
- 動かない大王、野生のハシビロコウが突然ボートに舞い降りた奇跡の瞬間!
- 永久凍土で眠っていた3万9千年前のケナガマンモスから史上最古のRNAを解読
- 4300年前の銀の聖杯、世界最古の宇宙創成の絵が刻まれていた可能性
- 4300年前の銀の杯、世界最古の宇宙創成の絵が刻まれていた可能性
- AI搭載ぬいぐるみが子供に危険な知識を教えたため、市場から撤去される
- 積み木細工のカリフラワー。インドの独特な運搬方法が話題に
- 水路に落ちた犬を救うため、手と手を取り合って作られた「人間の鎖」
- カモメに食べ物を奪われないシンプルな方法 「大声で叫べ!」
- アンデス山脈に帯状に並んだ5千以上の謎の穴は古代の市場だった可能性
- 結婚費用が足りない!スーツに企業のロゴを貼ることで資金を調達した男性
- 巨大カボチャ vs 廃車寸前の車、耐久勝負の結末は?
- 小さな脳に大きな能力 マルハナバチは「モールス信号」のような光のサインを覚えられる
- 火星で水が形成した地下洞窟を特定、地球外生命が潜んでいた可能性
- 完成から10カ月後、地滑りによる衝撃的な崩壊が起きた中国の紅旗大橋
- テキサス州でハンマーヘッドのコウガイヒルが増殖中、分裂するので切断しないよう注意喚起
- 巨大アシカが道路を封鎖!雨に打たれながらその場を離れず車が立ち往生
- 人間味が過ぎる!スムーズに歩行し、性別も体型も選べるヒューマノイドロボットが登場
- ギザの三大ピラミッドの1つに空洞を発見。隠された第2の入口がある可能性
- でかっ!ロケットでかっ!ってなるニューグレンの地上輸送映像
- 世界の終わりか?アメリカの大学で銃撃・竜巻・危険物流出警報が立て続けに誤送信
- イエローストーンのオオカミとピットブルの間に生まれた8匹のウルフドッグたち