すばる望遠鏡が太陽系外縁部で、45億年前の記憶をとどめた天体を発見
全体:1月:1週:0日:0

海王星よりも外側にある太陽系外縁部の領域は依然として謎に包まれている。太陽の光がほとんど届かない暗い領域には、正体不明の天体が潜んでいる可能性が高いのだ。
今回、日本国立天文台が運用する「すばる望遠鏡」などにより、太陽系外縁天体「セドノイド」に属する4番目の天体が新たに発見された。
「アンモナイト(2023 KQ14)」と名付けられたそのセドノイドは、シミュレーションにより、45億年前からほぼ不変の軌道を保ち、太陽系黎明期(れいめいき)の記憶をとどめている「化石」であることが示された。
それはまた、太陽系のどこかに存在するとされる未知の第9惑星の存在や太陽系の成り立ちを解明する手掛かりになると期待されている。
▼あわせて読みたい
・太陽系の地図が書き換わる?海王星の彼方に準惑星と思われる未知の天体を発見
・小惑星ベンヌのサンプルから生命の原材料を発見!生命の起源は宇宙にあるのか?
・ スペースロマン!数十億年前、冥王星は氷のキスで衛星カロンを虜にした
・太陽系の端っこで複数のユニークな天体が発見される
・海王星の向こう、太陽系外縁部に隠れた惑星が存在する可能性が示唆される
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/527641.html
推し
新着記事
- 太陽1兆個分の明るさ、超大質量ブラックホールが恒星をのみ込み記録的フレアを放つ
- ついに販売決定、サブスク契約も。家事手伝いロボットがいよいよ我が家へ
- 熊手を使って誘導。クリスマス島のアカガニの大移動が今年も始まる
- フィンランドの保育園で自然環境を取り入れたら子どもたちの健康状態が改善
- ハロウィンの贈り物?人懐っこい黒猫が玄関から家に入り、家族になるまでの物語
- 謎の恒星間天体「3I/ATLAS」が3度目の色の変化、尾の消失も
- ターミネーターまったなし?自重の4000倍を持ち上げる人工筋肉ロボットが登場
- 実娘と一緒にリアルな赤ちゃん人形「リボーンドール」を育てる19歳ママに賛否両論
- 釣り糸に絡まって木からぶら下がっていたコノハズクを救出
- 世界人口は推定より多いかもしれない。農村部が過少計算されている可能性
- 「人間じゃない?」闇に包まれた古戦場跡を運転中に未確認生物に遭遇
- AI音楽がビルボードを席巻、毎週1曲以上がランクイン
- ラスベガス郊外の砂漠から300体以上の遺灰を発見、葬儀会社の不法投棄か?
- うつくしい…白いスペインオオヤマネコが初めてカメラにとらえられる
- 南極海で30種以上の新種を発見!球体をたくさんつけた肉食の海綿動物の姿も
- 宇宙はコンピュータシミュレーションではなかった、数学者が証明
- 風を食べて動く骨格。 浜辺で進化を続ける人工生命「ストランド・ビースト」
- ドイツが警察によるドローンの撃墜を認める法案を可決
- 山道を歩いている女性に心を重ねた野良犬、ひたすら後を追いかけ、家族になるまでの物語
- 山道を歩いている女性に心を重ねた野良犬、ひたすら後を追いかけ、家族になるまでの物語
- マルハナバチも喜びを感じ、その気持ちを仲間と分かち合うことができる
- 死海に降り積もる塩の雪が築いた白い巨塔を発見、科学者たちも驚愕
- アリが発酵の鍵?ブルガリアで古くから伝わるアリ入りヨーグルトを科学者が再現
- 巨大カボチャが暴走、母親が飲み込まれる(オンリー・ハロウィン)
- 羊と猫の椅子取りゲーム。岩を独り占めしたい羊と猫の攻防戦が面白い
- 絶滅危惧種のガラパゴスアホウドリがアメリカで初めて目撃される
- 3000年の眠りからよみがえる、イタリアの湖に沈んだ村
- 中国が恐竜AIロボットに本気を出した。羽毛恐竜シノサウロプテリクスが現代に蘇る
- 指を折って皮膚から突き出し爪代わりに。ケガエルの驚きの生存戦略
- NNN活動報告。1週間女性を追いかけ続けた猫、ついに永遠の家をゲット