200年前の人間の脳からタンパク質を抽出することに成功、神経疾患の手がかりを発見

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英オックスフォード大学の研究者たちは、200年前の人間の脳からタンパク質を抽出し、その詳細な分析に成功した。
脳や筋肉、胃、皮膚などの軟組織は、過去の人々の暮らしや病の痕跡を記録しているが、これまでそれらに含まれる生物学的情報を解読するのは非常に難しいとされてきた。
今回の研究では、長らく「ブラックボックス」とされてきた脳の謎を解き明かす技術を確立し、人類の歴史に残された見えない断片を初めて引き出すことに成功した。
この成果は、古生物学や考古学における新たな時代の幕開けを告げる可能性があると期待されている。
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・マイクロプラスチックは脳に蓄積する。他の臓器に比べ最大30倍の濃度
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・脳と睾丸の組織は他のどの器官よりも良く似ていることが判明
・2000年以上前のヴェスヴィオ火山噴火の犠牲者の頭蓋骨から完璧な保存状態の脳細胞が発見される(イタリア)
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 料理・健康・暮らし
引き用元サイト: カラパイア
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