1万4300年前に地球を襲った史上最強の太陽嵐、古代樹木から判明

全体:2月:1週:0日:0

約1万4300年前、現在のフランス・アルプスに立っていた一本の古木が、太陽からの強烈な放射線を年輪の中に刻み込んでいた。
フィンランド・オウル大学の研究チームは、この木から得られた放射性炭素(炭素14)の異常な増加を調査し、地球史上最強クラスの太陽嵐がこの時期に発生していたことを明らかにした。
この太陽嵐はこれまで最大とされた西暦774年のものを大きく上回り、現代の衛星観測時代に記録された2005年の嵐と比べて、実に500倍以上の強さだったという。
▼あわせて読みたい
・太陽にオーロラが発生!太陽嵐で地球との間に荷電粒子の”双方向ハイウェイ”が開通
・ガイア宇宙望遠鏡、隕石と太陽嵐のダブルパンチを食らい正気を失うも、ESAが危機を救う
・地球に襲来した大規模な太陽嵐は深海にも影響を及ぼしていた。地磁気の乱れを観測
・大規模な太陽嵐の襲来により世界各地で色鮮やかなオーロラが観測される
・もしすべての人工衛星が消えてしまったら?人工衛星消滅の3つのシナリオと消滅後に予測される5つの出来事
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/516996.html
推し
新着記事
- コンクリートに残された「ネズミの穴」の正体が、科学の力によってついに明らかに!
- 1億1200万年前のタイムカプセルを発見、琥珀に閉じ込められた失われた生命の記録
- 世界で最も高額な鳥の尾羽、1枚400万円で落札
- 衣服からAIを操作 静電気を利用した音声センサー機能を持つ布地が登場
- 衣服からAIを操作 静電気を利用した音声センサー機能を持つ布地が登場
- 排除せよ!庭に迷い込んだクマを追い払う勇敢なメンドリ軍団。なおオスは傍観
- 巨大なエイ「マンタ」は、海のナビから進路を読み取るため、深海1200mまで潜っていた
- ローマの円形闘技場でクマが戦っていたことを示す1700年前の頭蓋骨を発見
- 洗濯物をたたんで食器洗い、人間と軽い会話もする家事ロボットの最新版
- 違いはあるのか?日本とアメリカのビッグマックを30日間放置してみた
- パトカーを止め、負傷したおばあさんの元に保安官を導いたのは息子の飼い犬だった
- 世界初、恐竜の卵の化石から年代を直接特定、新しい測定法を開発
- 未知の古代生命体が岩を掘った痕跡を発見 砂漠で見つかった謎のトンネル
- ティタノサウルス初登場!『ジュラシック・ワールド』最新作のダウンロード・レンタル配信開始
- 刑務所にいる孫に会いたい!その一心で強盗を犯し、逮捕されたおじいさん
- 「似てるけどなんか違う」始めてシマウマを見た馬の反応が話題に
- AIに「いいね」の数を競わせると盛大に嘘をつき、誤情報をまき散らすことが判明
- 宇宙の彼方で二重リンクを持つ「奇妙な電波サークル」を発見、これまでで最も強力
- 待ってました!オーストラリア消防士カレンダー2026年版がナウオンセール
- ヘリコプターが高速道路に墜落、乗客を救うため、居合わせた人が一致団結
- 犬が公園に落ちていた紙袋の中から猫を発見、そこから家族になるまでの物語
- 猫と暮らすと脳が変わる。人と猫をつなぐ「オキシトシン」の変化
- 神話の怪物「ミノタウロス」は迷宮の中の儀式による幻覚だった可能性
- オハイオ州、人間とAIの結婚を禁止する法案が提出される
- スマホのカレンダーに1582年10月の表示に空白の10日間がある理由
- もう野生には戻せない…。人懐っこすぎる子ギツネの保護物語
- アマゾンの絶滅危惧種のカメ、4万1000匹いることが新たなカウント法で明らかに
- アマゾンの絶滅危惧種のカメ、4万1000匹いることが新たなカウント法で明らかに
- 月の裏側の内部温度は表側内部よりも低い、新たな岩石分析で確認
- 天然のタイムカプセル。ヒゲワシの巣の中に、14世紀の人間の所有物を大量に発見