ビッグバンは宇宙の始まりではない?ブラックホールの内部から誕生したとする新説
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私たちの宇宙は、「ビッグバン」と呼ばれる爆発的な膨張から始まったとされている。空間も時間も物質も、すべてがそのときに生まれたと考えられていた。
だがその始まりには、「特異点」と呼ばれる、すべてが一点に押し込められた状態があるとされており、そこでは現在の物理法則と矛盾が生じてしまう。
この問題に対し、イギリスのポーツマス大学の研究チームは新たな仮説を打ち出した。
宇宙は、極度に圧縮された物質が重力でブラックホールとなり、その内部で起きた“跳ね返り”により誕生したのだという。
▼あわせて読みたい
・我々の宇宙はブラックホールの中に閉じ込められている?ジェイムズ・ウェッブの銀河調査
・初期宇宙に孤立した超大質量ブラックホールを発見(ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)
・進化可能な最初の生命体はビッグバンの直後に誕生した可能性があると物理学者
・宇宙はこれまでの推定より2倍古い可能性。宇宙年齢を再定義、137億年ではなく267億年
・天文学の常識を覆す発見。宇宙は全方位一様には膨張していないのかもしれない(NASA研究)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/515728.html
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