次の氷河期は1万年後と予測されたが、気候変動が地球のサイクルを狂わすかもしれない
全体:1月:0週:0日:0

地球は何百万年もの間、氷期と間氷期を繰り返してきた。その周期を作っているのは、地球の傾き(地軸の変化)である可能性が高いことが、新たな研究で明らかになった。
イギリス・カーディフ大学の地球科学教授であるスティーブン・バーカー氏を中心とする研究チームは、過去80万年間の地球の傾きの変化と氷床の動きを解析し、両者の間に驚くほどの相関があることを発見した。
今回明らかになった氷床と地軸の相関関係を踏まえると、次の「氷期」はおよそ1万~1万1000年後に始まると予測された。
だが、二酸化炭素の排出による気候変動が進行しているため、地球の気候はすでに自然の周期から外れつつあるため、氷期が来ない可能性もあるという。
▼あわせて読みたい
・北海の奥深くに眠る氷河期の巨大な氷床を発見
・氷が解けて南極大陸が海から隆起、地球に及ぼす影響は?
・後期更新世の氷期が終わった理由は、地軸の向きの変化の影響が大きいとする最新研究
・かつて地球では1日が19時間しかなかった時期が10億年続いた
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/491626.html
推し
新着記事
- 3000年前のマヤ文明最大最古の建造物には宇宙の仕組みが表されていた
- まるで食品サンプル?マレーシアの「宙に浮かぶ麺」が話題に
- 婚活に本気を出した女性、巨大なデジタル広告で結婚相手を探す
- 暴風による被害で施設から3頭のサーバルが脱走、現在も行方不明
- チャットGPTは上から目線の失礼な話し方をすると賢くなるという研究結果
- 太陽10兆個分の明るさ、超大質量ブラックホールが恒星をのみ込み記録的フレアを放つ
- 太陽1兆個分の明るさ、超大質量ブラックホールが恒星をのみ込み記録的フレアを放つ
- ついに販売決定、サブスク契約も。家事手伝いロボットがいよいよ我が家へ
- 熊手を使って誘導。クリスマス島のアカガニの大移動が今年も始まる
- ハロウィンの贈り物?人懐っこい黒猫が玄関から家に入り、家族になるまでの物語
- フィンランドの保育園で自然環境を取り入れたら子どもたちの健康状態が改善
- 謎の恒星間天体「3I/ATLAS」が3度目の色の変化、尾の消失も
- ターミネーターまったなし?自重の4000倍を持ち上げる人工筋肉ロボットが登場
- 実娘と一緒にリアルな赤ちゃん人形「リボーンドール」を育てる19歳ママに賛否両論
- 釣り糸に絡まって木からぶら下がっていたコノハズクを救出
- 世界人口は推定より多いかもしれない。農村部が過少計算されている可能性
- 「人間じゃない?」闇に包まれた古戦場跡を運転中に未確認生物に遭遇
- AI音楽がビルボードを席巻、毎週1曲以上がランクイン
- ラスベガス郊外の砂漠から300体以上の遺灰を発見、葬儀会社の不法投棄か?
- うつくしい…白いスペインオオヤマネコが初めてカメラにとらえられる
- 南極海で30種以上の新種を発見!球体をたくさんつけた肉食の海綿動物の姿も
- 宇宙はコンピュータシミュレーションではなかった、数学者が証明
- 風を食べて動く骨格。 浜辺で進化を続ける人工生命「ストランド・ビースト」
- ドイツが警察によるドローンの撃墜を認める法案を可決
- 山道を歩いている女性に心を重ねた野良犬、ひたすら後を追いかけ、家族になるまでの物語
- 山道を歩いている女性に心を重ねた野良犬、ひたすら後を追いかけ、家族になるまでの物語
- マルハナバチも喜びを感じ、その気持ちを仲間と分かち合うことができる
- 死海に降り積もる塩の雪が築いた白い巨塔を発見、科学者たちも驚愕
- アリが発酵の鍵?ブルガリアで古くから伝わるアリ入りヨーグルトを科学者が再現
- 巨大カボチャが暴走、母親が飲み込まれる(オンリー・ハロウィン)