ボノボは人の心を察し、自分が知っていて人間が知らないことを教えてくれる
全体:1月:0週:0日:0

現生の動物の中で人間にもっとも近いと言われるボノボは、人間の心を察することができるようだ。
ジョンズ・ホプキンス大学が行った新たな実験によると、ボノボは、自分は知っているけど、人間はどこに入っているか知らないおやつの場所を、指をさして教えてくれたのだ。
人間は日々、他者の気持ちや考えを推測しながら生活している。例えば、相手が何を知っているのかを想像し、それをに合わせて行動を変えることができる。この能力は「心の理論」と呼ばれ、複雑な社会を築く上で欠かせないものだ。
この能力はこれまで人間特有だと考えられてきたが、ボノボにも備わっていたのだ。
References: https://phys.org/news/2025-02-bonobos-humans-communicate.html / https://scitechdaily.com/mind-reading-bonobos-show-they-know-what-you-miss/ / https://arstechnica.com/science/2025/02/bonobos-know-when-youre-clueless/
▼あわせて読みたい
・京大生は見た、チンパンジーも”連れション”する。尿意が伝染するのは人間と一緒
・チンパンジーも人間と同じように文化を発展させていることが明らかに
・悲しみは人間のものだけなのか?動物たちは死をどのようにとらえているのか?
・サルにはあるのになぜ人間は尻尾を失ったのか?遺伝子からその謎を探る
・チンパンジーやボノボは何十年たっても家族や友達のことを覚えている
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/485631.html
推し
新着記事
- 大量死の原因か?北極圏でクジラの呼気サンプルから致死性のウイルスが検出される
- ハッブルは見た!消えた太陽系外惑星の正体は天体同士の激しい衝突だった
- 2年間ホテル暮らしをしていたゲーマー、客室を「汚部屋」に変えてしまう
- トゥクトゥクマシン猛レースがスリランカで開催される
- ツキノワグマの檻に住み着き、いつの間にか「ボス」になっていた猫の物語(ベトナム)
- ニホンアマガエルの腸内細菌からがん治療細菌を発見、マウスのがん組織を完全に消失
- 塩粒ほどの小ささ!世界最小の自律型ロボットが開発される
- 塩粒ほどの小ささ!世界最小の自律型ロボットが開発される
- 新たな信仰対象は寺院のセキュリティゲート?次々にタッチして通る信者たち
- 中南米最後の飼育シャチ「シャメンク」が35歳で死亡
- トイレで泥酔アライグマがヒーローに!支援グッズが売れて保護施設に多額の寄付金が集まる
- マイクロプラスチックを好んで食べるコオロギ。体内で何が起きているのか?
- 白亜紀最速の恐竜が発見される。1億2000万年前の足跡から判明
- アメリカの高速道路の下には大量の古タイヤが埋まっている、その理由とは?
- アメリカの高速道路の下には大量の古タイヤが埋まっている、その理由とは?
- エスカレーターが急加速!利用者がパニックに陥る(バングラデシュ)
- 譲渡会で1匹だけ残ってしまった犬、ドジャースのマスコットにたっぷりかわいがってもらう
- 世にも奇妙な寄生植物。光合成を捨てクローンで増える「ツチトリモチ」の謎を解明
- こ、これは!?奇妙な大気を持つ卵型の太陽系外惑星をジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が発見
- AI生成の「フェイク強盗映像」で警察が出動、作った従業員が起訴される
- ブラジルの「自由の女神」が倒壊、強風にあおられ頭部切断
- コアラ、バスに乗る。道路で迷子になっていたところを運転手に保護され無事帰宅
- 人里近くに住むイタリアのヒグマは、より小型で攻撃性が低くなるように進化していた
- 太陽神ラーに捧げた「谷の神殿」発見、4500年前の古代エジプト
- 太陽神ラーに捧げた「谷の神殿」発見、4500年前の古代エジプト
- ロシア全土でポルシェが突如動かなくなる奇妙な現象が発生。その理由とは?
- 泳げるんかい!ヒトデに近づかれたイソギンチャクが全力で逃げ去る瞬間
- もふもふの巣?猫に集うオカメインコたち
- AIより人間の脳が優れている理由。「思考のブロック」を組み替え学習する柔軟力
- 440万年前、太陽が2つの巨大な星と大接近。残された雲の痕跡が、今の地球環境を守っている