物理学では説明できないほど宇宙は急速に膨張している、従来の宇宙論が覆される可能性
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宇宙は本当に急速に拡大しているようだ。従来の宇宙論よりもずっと速く、だ。
その宇宙の膨張スピードを、米国の天文学者が観測結果をもとに改めて調べてみたところ、やはり定説通り、遠くの宇宙のスピードよりも近くの宇宙のスピードのほうが速いことが再確認できた。
観測結果から導かれる、近くの宇宙と遠くの宇宙のスピードがなぜか一致しない問題は、「ハッブル・テンション(ハッブル定数の緊張)」と呼ばれ、天文学における未解決の謎の1つだ。
今回、改めて食い違いが確認されたことで、「緊張は今や危機である」と研究者はニュースリリースで述べている。
References: Dan Scolnic Shows that the Universe Is Still Full of Surprises | Trinity College of Arts & Sciences
▼あわせて読みたい
・ダークエネルギーは存在しない?なくても宇宙が膨張している理由を説明できると物理学者
・ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が1つの超新星から放たれた3つの光を観測
・宇宙の膨張が加速している理由はワームホールによって説明できるかもしれない
・ハッブル宇宙望遠鏡が観測した宇宙の膨張率は正しかったことをジェイムズ・ウェッブ望遠鏡が確認
・過去最大の宇宙地図によって宇宙の膨張速度を測定。326万光年あたり毎秒75km
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/483305.html
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