さよならだけどさよならじゃない、ガイア探査機、12年の銀河の旅を終え、第二章に突入

全体:5月:2週:0日:0

12年もの間、宇宙の彼方で星々を追い続けたヨーロッパ宇宙機関(ESA)の探査機「ガイア」が、静かに目を閉じるときが来た。
2013年12月19日にフランス領ギアナから旅立ったガイアは、これまでに天の川銀河に存在する約20億個の星々を観測し、その位置、動き、輝き、温度、そして成分までも記録してきた。
だが、2025年1月15日、その「目」ともいえる観測装置が静かに閉じられた。ガイアは長年の旅路ですべての体力(エネルギー)を使い果たしたのだ。
ガイアの星の観察者としての役目はこれで終了したが、このまま永遠の眠りにつくわけではない。ガイアにはまだ託された任務が残っているのだ。
そう、これはガイアの第一章の終わりであり、第二章の始まりの物語である。
References: Goodnight, Gaia! ESA spacecraft shuts down after 12 years of Milky Way mapping | Space / The Gaia Mission's Science Operations are Over - Universe Today
▼あわせて読みたい
・次なるフロンティアへ!2025年に注目すべき7つの宇宙ミッション計画
・JAXAとESAの水星探査機「ベピ・コロンボ」が水星表面の詳細を赤外線観測で明らかに
・アンドロメダ銀河と天の川は本当に衝突するのか?可能性は50%と語る天文物理学者
・ガイア宇宙望遠鏡、隕石と太陽嵐のダブルパンチを食らい正気を失うも、ESAが危機を救う
・恒星の残骸「白色矮星」に死後もエネルギーを発する「若さの泉」がある可能性
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/481095.html
推し
新着記事
- 愛犬がソファに座れないなら、自分も使わない。寄り添い続けた男性の深い愛情に感動
- 生成AIだけではない。人工知能の種類と仕組み、活用例をわかりやすく解説
- 植物と昆虫の間のコミュニケーション。蛾は植物の発する音を聞いて産卵場所を選ぶ
- 史上初!地下鉄に乗ってコンビニに商品を配送する物流ロボットが活躍中(中国)
- 賄賂を断った警官に同額を報奨金として支給、汚職撲滅に取り組むロシア警察の新制度
- 君は恐竜かな?人懐こいシワコブサイチョウにすり寄られて驚く男性
- 気候変動で海に沈むツバル。国民の半数近くがオーストラリアへの移住申請に殺到
- 我が子に忍耐強く壁登りを教える母猫の愛情にグっとくる
- ダ・ヴィンチの有名な人体図に秘められた500年来の謎、股下の三角形にあった?
- 科学者たちが5億4000万年にわたる海面変動を詳細に再現
- イケメン過ぎる水泳コーチの授業に子どもを参加させたい母親たちが続出(中国)
- 現金とバラの花びらの雨が降る!亡き男性の最期の願いを実現
- 希少なモウコノウマの子馬、育児放棄されるも、子を失ったばかりの別種の馬が迎え入れる
- 新種のウミウシが2種、インドネシアで発見される
- 新種のウミウシが2種、インドネシアで発見される
- 「私にまかせて!」愛犬を散歩させていたら、地域犬がリードをくわえて先導しはじめた件
- ギリシア神話で語られる「トロイ戦争」の証拠、トルコで発見される
- 元養鶏農家の庭から2億4000万年前の両生類の新種の化石が発見される
- フロリダのディズニーワールドにスター・ウォーズのロボット「BDXドロイド」が放たれる
- 水路で人がおぼれている!通報を受けた警察が見たものは、空気で膨らむ人形だった
- 深夜に発生した土砂崩れを伝えるため、村を駆け回り、67人全員の命を救った犬
- 実は仲良しだった?オセロットとオポッサムが一緒に行動する姿が何度も目撃される
- 小鳥に何度頭を突かれてもじっと耐え続けるフクロウ
- ショート動画依存は脳を変える?損失に鈍感になり衝動的になるとする研究結果
- 壮大なる地球の響き。78万年前の地磁気逆転を音とアニメーションに変換して表現
- 地球で見つかった最大の火星隕石が7億8700万円で落札される
- 酷暑のアフガニスタンで独創的なカーエアコンを取り付けたタクシードライバーたち
- 大好きな人だ!チンパンジーが命の恩人と最高に甘い抱擁をかわす
- 驚異の種子発射能力をもつテッポウウリの謎を解明
- 自分好みにカスタマイズ!毛布を快適な自分専用のベッドにメイキングする猫