5000年前の中東のストーンヘンジ「幽霊の輪」は天文台ではなかった、深まる謎
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シリア南西端のゴラン高原に位置するルジム・エル・ヒリ遺跡は、「中東のストーンヘンジ」や「幽霊の車輪」とも呼ばれる、円形の巨石構造だ。
約5000年前に建設されたとされるこの遺跡は、長年にわたり古代の天文観測所として利用されていたと考えられてきた。しかし、最新の研究がその定説を覆した。
イスラエルのテルアビブ大学とベン=グリオン大学の研究チームが最新技術を駆使して調査を行った結果、この遺跡が地殻運動の影響で元の位置から数十メートルも移動していたことが判明。
当時の天体の動きとの整合性が取れないことが明らかになり、「天文台説」は否定される形となった。
では一体何のために作られたのだろう?ますます謎は深まるばかりだ。
References: Study reveals Rujm el-Hiri's ancient observatory role unlikely / Israel’s Stonehenge Is Not an Astronomical Observatory, Researchers Say | Ancient Origins
▼あわせて読みたい
・サウジアラビアで7000年前のストーンサークルを発見、住居として使用されていた可能性
・ミノタウロスの故郷、クレタ島で発見された4000年前の迷路のような謎の円形建造物
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・ストーンヘンジの石の運搬に使用されていた可能性のある、ローマ街道を発見
・新たに発見された先史時代のストーンサークル、雷を呼び寄せるために意図的に建設された可能性(スコットランド)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/479122.html
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