馬の骸骨を持った白装束が家々を訪ねる。イギリス・ウェールズの伝統行事「マリ・ルイード」

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 クリスマスから新年にかけてのこの時期、イギリス南西部ウェールズの各家庭の戸口に、飾り立てられた馬の骸骨が現われる。

 色とりどりのリボンやベルで華やかに飾られているが、体は白いシーツで覆われていて、死をイメージしたような馬がなにやら不気味に見える。

 シーツの中には人間が入っていて、棒に刺した骸骨を支え、歌い騒ぐ者たちと共に近隣を練り歩く。住民が家のドアを開けると、不気味な白馬とご対面というわけだ。

 そこでは、集まった者たちで詩を朗読してその才覚を競い合う。

 これは、マリ・ルイードという真冬の異教伝統で、この競い合いに勝つと、白馬と訪問者たちは家の中に招き入れられ、酒や食べものをふるまわれる。
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引き用元サイト: カラパイア

記事元url: http://karapaia.com/archives/52269075.html

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