ハロウィンの夜空を彩るはずの彗星アトラスが、太陽の熱で消滅したことが判明

全体:1月:1週:0日:0

ハロウィンの時期に長い尾を引いた明るい光で、地球の空を彩ってくれると期待されていたアトラス彗星(C/2024 S1)はハロウィン彗星の愛称で呼ばれるほどだったが、残念ながらその夢は叶わなかった。
アトラス彗星は、金星よりも明るくなると期待されていたのだが、完全に消滅してしまったことが、NASAとESAが共同運用する太陽観測衛星「SOHO」によって確認された。
10月28日、太陽に最も接近するポイント(近日点)に向かう途中で太陽の熱に耐えきれず蒸発してしまったのだ。
せめてもの救いは、「SOHO」によって、その最後の瞬間が見届けられたことだろうか。
References: Watch the 'Halloween comet' ATLAS burn up as it flies into the sun (video) | Space
▼あわせて読みたい
・火星の衛星「フォボス」は元々は彗星で重力に捕らわれた可能性
・スターウォーズのファルコン号?地球に接近中の彗星が爆発し巨大な「ツノ」が生えたことを確認
・江戸時代の人も目撃。太陽の光を遮るほどドラマチックだった「テバット彗星」(1861年)
・知ってた?月にも彗星のような尾があり、新月の日に長いオレンジ色の尾をたなびかせている
・1万2800年前、彗星の爆発で滅亡した古代の村。それは農業の始まりとも関係がある可能性(シリア)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/462856.html
推し
新着記事
- 一家に一匹欲しい子。猫の爪切りをアシストしてくれる猫
- 土星衛星タイタンには微小な生命体がいるかもしれない。量にして小型犬1匹分
- 太古の昔、地球の海は緑色だった。未来の海は紫色になる可能性も
- イルカと会話を楽しみたい!Googleが新しいAIモデルを開発、イルカ語の翻訳にチャレンジ
- 吉兆かそれとも凶兆か?聖なる布をまとった鳥が寺院の上空を飛ぶ(インド)
- やさしすぎる世界。地震発生直後、みんなで輪になって子供を守ろうとする象
- 血圧を下げたいならバナナがおすすめと科学者。豊富なカリウムと食べやすさ
- ライオンと虎が世紀の対決!?かと思ったら仲良しちびっ子たちのじゃれあいだった
- 宇宙に連れて行ったマウスの骨に異変。骨密度が低下しスカスカの状態に
- 恐竜は小惑星衝突前に本当に衰退していたのか?化石記録の再分析で明かされた意外な真実
- これはラクチン!エスカレーターであっという間に山頂へ行ける「無痛登山」が中国で流行中
- 聖水はコレラ菌に汚染されていた。持ち帰った観光客らが感染被害に
- こんな動画だけ見ていたい。大好きなおじさんを半年ぶりに発見した犬の反応に心がとろける
- ペットがもたらす幸福感は家族や友人並み、金額に換算すると年間1300万円と経済学者
- 完璧なマウスパットとなった猫。微動だにせずマウスに対応中
- 完璧なマウスパッドとなった猫。微動だにせずマウスに対応中
- UFO着陸時の目印か?エリア51で発見された謎の塔にざわめくインターネット
- 氷河の融解で地軸にぶれ、2100年までに27m揺れ動く可能性
- 金属探知機で2500年前の短剣を発見!太陽信仰の証拠となる可能性
- 体型に応じて割引率が変わる!細い人ほど安くなるタイのレストラン
- やさしい共生。鳥に自分の毛をむしり取られる猫はそれを受け入れた
- 台湾で発見された顎骨の化石はデニソワ人のもの、アジアの人類史を塗り替える
- この棒・イズ・マイベスト!最高の1本を見つけてしまった犬のがんばりをご覧ください
- 海でひらひらと舞うリボンのような不思議な生物に遭遇、その正体は?
- まるで宇宙!マウスの脳の神経細胞84,000個を再現した3D地図から紐解く記憶と知性の謎
- AIが命をつなぐ時代に。世界初、遠隔操作の全自動体外受精で赤ちゃんが誕生
- 3年で100件、フランスで飲食代を踏み倒した父子の手口とは?
- また当てた!馬が飼い主の妊娠を的確に見抜く
- フクロウも生物蛍光。トラフズクの羽が紫外線で光ることが明らかに
- 草の中に潜伏し仲間の目をかわし、ニャイスタイミングで飛び出す忍者猫