人間を「仮死状態」にする薬の研究にDARPAが資金提供

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 米国国防高等研究計画局(DARPA)は、重傷を負った人間を”仮死状態”にする薬を探している。

 ハーバード大学と提携して行われるこの研究は、医療目的のものだ。大怪我をした人間の生物学的プロセスをスローダウンさせ、つまりは冬眠やSF的なコールドスリープのような状態にして、治療までの時間稼ぎをするという目論見である。

 AIを使って現行の薬を調べたところ、意外な薬が候補に挙げられた。それは以前から病院で使用されているアルツハイマー病の治療薬「ドネペジル」だ。

 この薬を使用し、カエルのオタマジャクシを一時的な休眠状態に導くことに成功したのだ

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 人類

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