デス・スターによく似た土星衛星ミマスを覆う氷の下に液体の海が秘められている可能性

　土星の第1衛星「ミマス」の表面を覆う氷の下に、液体の海があるらしいことが判明したそうだ。

　ミマスは小さな衛星だが、直径の3分の1ものクレーターがあり、特定の角度から見ると、映画『スター・ウォーズ』に出てくる架空の人工天体要塞「デス・スター」にそっくりなことで有名だ。

　これまで液体の海があるとは考えられていなかったが、カッシーニ探査機が集めたデータの分析と、シミュレーションによる検証の結果、氷の下に液体がある可能性が明らかになったという。

　それは2500万年前にできたばかりの太陽系でも新しい海で、氷の下に海を隠し持つ衛星の進化を知る貴重なヒントになるそうだ。 続きを読む

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