魚の水銀汚染は水銀の流出を止めることで速やかに回復することが判明

    全体:2月:0週:0日:0

魚の水銀汚染

 水銀はもともと自然界に存在するものだが、人間の活動によっても排出される。それらは様々な経路を経て川や湖、海に流れ込み、魚の体に入り込む。

 更に生態系での食物連鎖を通じて、より上位の捕食者の体内に濃縮されていく。「生物濃縮」と呼ばれるものだ。その為マグロやメカジキ、サケやノーザンパイクなど、大型魚類ほど水銀が蓄積されることとなる。

 厚生労働省でも、特に水銀含有量の高い魚介類を偏って多量に食べることを避けるよう促しているが、魚たちの体は思ったより適応力があるようだ。

 カナダ、クイーンズ大学や米地質調査局などの研究グループは、湖に水銀を垂れ流すと魚の水銀汚染が急速に進むが、それを止めれば同じ速度で回復することを発見。その結果を『Nature』(21年12月15日付)で発表している。

続きを読む

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/52308898.html

 - karapaia

推し

新着記事

  1. これは欲しい!映画「ジョーズ」50周年を記念して復刻版ゲームの予約販売開始!
  2. 俺の勝ち!アメリカの男性、ハイイログマの着ぐるみでアメリカグマを追い払う
  3. 口にくわえたテニスボールの数、世界ギネス記録を持つゴールデンレトリバー
  4. 宇宙キノコ、はじめます。食料自給自足を目指し、宇宙軌道上で初のキノコ栽培に挑戦
  5. ニャンコ先輩すごい!ルームランナーのパネルを操作し、エクササイズに励む猫
  6. ニャンコ先輩すごい!ルームランナーのパネルを操作し、エクササイズに励む猫
  7. エジプトで3600年前の未知のファラオの墓を発見!
  8. 菌類ではなかった。4億年前に生息していた「プロトタキシーテス」は未知なる生命の可能性
  9. 猫飼い女性を虜にしたいならまず猫から!マタタビ成分配合のフレグランスが限定販売!
  10. まさに水中のエイリアン!オオオニバスの巨大な葉が水面を侵略するまでの圧巻の映像
  11. 脱走したペットのミニチュアダックスが野生で16か月間生き延びて専門家もびっくり!
  12. サメも結構しゃべるやん。史上初、サメの鳴き声の録音に成功
  13. 早く開けて!赤ちゃんに挨拶したいの!ドアの前で待機する茶トラ猫の毎朝の日課
  14. 幹細胞から作る人体のスペア「ボディオイド」で医療革命、だが倫理的議論も浮上
  15. 幹細胞から作る人体のスペア「ボディオイド」で医療革命、だが倫理的議論も浮上
  16. 氷山の下に広がる未知の世界、南極の海底で発見された驚異の生態系
  17. 魚視点から人間はどう見えてる?20世紀初頭に行われた面白い実験写真
  18. 意思があるのか?暴走するショッピングカートを撮影していた男性にまさかの結末!
  19. この子のおかげで今日を生きられる!飼い主の異変を察知し、助けるための行動をする犬
  20. サイコパス傾向が高い人は痛みに鈍感。共感力の欠如と関連性が示唆される
  21. サイコパス傾向が高い人は痛みに鈍感。共感力の欠如と関連性が示唆される
  22. 犬さんそれは食べ物じゃない!猫の尻尾をパクっとな
  23. 怪しすぎる渦巻き状の青白い発光物体がヨーロッパの夜空に出現!その正体は?
  24. 死海近くで2200年前の謎のピラミッド構造を発見、大量の遺物も出土される
  25. 超人的な能力を持つ、産業用スーパー・ヒューマノイド「Mech」が誕生!
  26. カラスの巣作りが次世代レベルに。ハンガーを集めすぎて前衛アートと化している件
  27. 子育てがしたくて石を温めていたハクトウワシのオス、激しい嵐の翌日に33歳で死去
  28. 横断歩道の法則。歩行者の進路が13度を超えると混乱が生じることが判明
  29. 極秘任務か?アライグマたちが夜間の電線を綱渡りするミッション・インポッシブル
  30. 米空軍の新型ロボット「ヴェノム」遠隔操作で危険地帯を這いまわり先行調査