土星の衛星「エンケラドゥス」に生命体の兆候あり。地球の熱水噴出孔と似た環境を確認
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土星の第2衛星「エンケラドゥス」は、氷で覆われた凍てつく天体だ。だがその下には広大な海が存在すると考えられており、生命の存在が期待されている。
氷のヒビからは時折、水蒸気(プルーム)が噴き上げられているのだが、これを調査した探査機カッシーニは面白いデータをもたらしている。
プルームには二水素(dihydrogen)、二酸化炭素、メタンといった成分が含まれており、これが地球の海底にある熱水噴出孔周辺のものとよく似ているという。とりわけ注目されたのはメタンが意外なほど大量に含まれていたことだ。
じつは地球の熱水噴出孔付近には、二水素を食べてメタンをつくり出す微生物がいる。プルームの中に大量のメタンがあるのならば、それはエンケラドゥスにも同じような微生物が存在することを示しているのかもしれない。
この可能性を調べた『Nature Astronomy』(7月7日付)の研究によれば、なんと生命がいる可能性を否定することはできないとのことだ。
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/52303949.html
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