野生のロバが砂漠に穴を掘り、野生生物たちに水を与えていたことが判明(オーストラリア)
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photo by Pixabay
西オーストラリア州のキンバリーに広がる砂漠の上空をヘリコプターで飛行すると、乾燥した大地にあいた奇妙な穴が見えることがある。
1970年代末には、ほとんど見られなくなってしまったが、現在その穴は、キンバリー地区のカチャナ・ステーションだけで見ることができる。
ここでは、かつて害獣とみなされ駆除の対象だった野生化したロバが保護されている。そう、この穴はロバによって掘られていたのだ。
『Science』(4月30日付)に掲載されたオーストラリア・シドニー工科大学のエリック・ラングレン氏らの研究によると、この穴は砂漠の井戸であり、ロバが穴から水を出すことで、さまざまな野生動物の喉を潤しているのだそうだ。
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/52301711.html
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