全身麻酔で意識が失くなる理由が175年以上の時を経てついに解明(米研究)

    全体:4月:0週:0日:0

全身麻酔の謎を解明"

全身麻酔の謎がついに明らかに torwai/iStock

 1846年、ボストンにあるマサチューセッツ総合病院において、世界で初めて”硫酸エーテル”を使用した「エーテル麻酔」による公開麻酔手術が成功した。(エーテル以外での全身麻酔の世界初は後述するが日本の医師)

 実行したのは歯科医で、エーテル麻酔の発明者とも称されるウィリアム・T・G・モートン。手術は首の腫瘍の切除であった。以来、全身麻酔は医療の現場で欠かせないものとなった。

 にもかかわらず「なぜ人は麻酔で意識を失うのか?」という根本的な理由は不明だったのだ。人類は、なぜその効果が発揮されるのか分からないものを使用して、長い間手術を行っていたのだ。

 しかしついに、長年にわたる医学の謎がついに解明されたそうだ。『PNAS』(5月28日付)に掲載された研究では、ナノスケールの観察技術によって、麻酔が細胞膜に働きかける様子がはっきり観察されたそうだ。
続きを読む

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: http://karapaia.com/archives/52291492.html

 - karapaia

推し

新着記事

  1. 飼い主に再会できて喜びのダンスを踊る、何者かに盗まれたオウム
  2. 飼い主に再会できて喜びのダンスを踊る、何者かに盗まれたオウム
  3. 飼い主に再会できて喜びのダンスを踊る、何者かに盗まれたオウム
  4. 剣のような尾を持つこれまで未知の翼竜を発見、巨大化する過程も明らかに
  5. 剣のような尾を持つ未知の翼竜を発見、巨大化する過程も明らかに
  6. ペリカンとツーショット写真を撮ろうとした男性に訪れた悲劇はこの後すぐ!
  7. 鶏が先か、卵が先か?この哲学的な問題を単細胞生物の進化で探ってみた
  8. 幽霊のように白かった。アルバニア沖で世界初となるオロシザメの白変種を捕獲
  9. 動かないマネキンの代わりに商品を着た人間がルームランナーで歩く中国の斬新アパレル展示スタイル
  10. AI監視システムが象を救う。象の群れが線路を横切るのを検知し、列車がブレーキ
  11. どこかで見たことある猫が家に来た。なんと「迷子猫」の張り紙の子だった!
  12. 時には忘れることも大事。進化の視点から見た忘却のメリットとは?
  13. サンタさん来た!ほとばしる情熱でなでてもらいにいくゴールデンレトリバー犬
  14. エルフや妖精、バジリスクなど、中世の人々が信じていた超自然的な存在
  15. 誰かのストレスはみんなに伝染する。キンカチョウが教えてくれる感情の波及効果
  16. 怖い、バナナが怖い。スウェーデン大臣がバナナ恐怖症で、視界にバナナが入らないよう配慮
  17. 怖い、バナナが怖い。スウェーデン大臣がバナナ恐怖症で、視界にバナナが入らないよう配慮
  18. 廃棄された人形から398個の目玉を取り出して作ったシュールなストップモーション・アニメーション
  19. はじまったのか?今度はタイでサルが200匹以上が脱走、警察署に突入
  20. 座りっぱなしの健康リスクを取り戻すには1日何歩歩けばいい?理想的な歩数が明らかに
  21. 群れのアルファは息子だった!大学から帰省するたびに大興奮する4匹の犬
  22. 困った時の占い頼み。古代の人々が頼っていた占いの道具
  23. 11月生まれはADHDのリスクが高い?誕生月となりやすい病気の相関関係を調査
  24. 11月生まれはADHDのリスクが高い?誕生月となりやすい病気の相関関係を調査
  25. これはガチで乗りたい!パイロット志望だった父親がフライトシミュレーターを自作
  26. 通訳急募!6羽のインコたちが会議中もめているようなんです!
  27. ウサギと暮らす一家が庭で4匹の子猫を発見。はじめて猫を迎えることに
  28. 車の運転を覚えさせたネズミの続編。ネズミたちは何と運転を楽しんでいた!
  29. 猫飼いあるあるのある。くつろいでいる猫は絶対に邪魔したくない。で、こうなった
  30. 存在自体がありえない3つの巨大な赤い銀河が発見される