ソーシャル ディスタンスのジレンマ。人は危機を感じるほど人と接触したくなる(ドイツ研究)

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ソーシャル ディスタンスのジレンマ

不安が募ると人恋しい / Pixaboy

 新型コロナのパンデミックは、人類が第二次世界大戦以降に直面したものとしては、おそらく最大級の危機だろう。

 今、世界中を脅かしているこの未知のウイルスに関して、我々はまだ知らないことが多い。なので状況は常に変化し、前に発表された研究結果が後に覆されることがあたりまえのように起きている。

 現時点で我々にできることといえば、外出を控えること、公共の場所では他人との接触を極力避け、社会的距離を保つこと――いわゆるソーシャル ディスタンスくらいだ。

 しかし、この戦略にはジレンマがあるという。ミュンヘン大学(ドイツ)をはじめとする研究者によると、他人との接触を控えろと要請されればされるほど、私たちはより人と交流することになるのだという。人は危機に陥ると人恋しくなる生き物なのだ。

 そして、これこそが感染症対策の成功を阻む最大の障害であると彼らは主張している。
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引き用元サイト: カラパイア

記事元url: http://karapaia.com/archives/52290289.html

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