ギリシャ洞窟で発見された30万年前の頭蓋骨、現生人類でもネアンデルタール人でもなかった
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1960年、ギリシャ北部の洞窟で発見された頭蓋骨に、長年科学者たちは頭を悩ませてきた。その化石には鍾乳石が突き出し、まるで洞窟の一部と化していた。
いったい誰のものなのか、いつのものなのか。ついにその正体が明らかになりつつある。
イギリス・ロンドン自然史博物館のクリス・ストリンガー博士らによる最新の研究により、この頭蓋骨は約30万年前のものであり、現生人類でもネアンデルタール人でもないことが判明した。
別のヒト属の一種「ホモ・ハイデルベルゲンシス」に属する可能性が高いというのだ。
▼あわせて読みたい
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・現生人類の遺伝子の2割は“謎の集団”から受け継いだ可能性、30万年前の交雑の痕跡を発見
・50万年前に絶滅した人類の痕跡がポーランドの洞窟で発見される
・人類(ホモ・サピエンス)の祖先と考えられている人種が「ホモ・ボドエンシス」と命名される
・初期の人類は冬眠をしていた可能性。遺跡でその痕跡を発見(スペイン研究)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/545584.html
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