汚れた便器に触る映像を何度も見ることで潔癖症が緩和するという研究結果(英研究)

    全体:2月:0週:0日:0

bathroom-691341_640_e

 強迫性障害(OCD)は、それが不合理な行動だとわかっていても自分の意に反して何度も反復してしまう精神障害の一種である。

 日本人の約1~2%がこの病気に苦しんでいるそうだが、そのうちの、ほぼ半数が汚れることへの異常な恐怖を抱いている。すなわち過度の潔癖症だ。

 こうした人たちは、たとえばドアノブに触れたりするだけで汚れてしまった感じがして、どうにも手を洗いたくて仕方なくなる。ひどい人になると血が出るまで手を洗い続けるようなケースもある。

 こうした症状に対する治療には、薬物療法(プロザックなど、選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と認知療法が組み合わされることが多いが、それでも効果があるのは6割程度でしかなく、これとは別の治療法の開発が急務となっていた。

 最近発表された研究結果によると、自分が汚れた便器に触っている映像を見るだけで、一定の治療効果を上げることができそうだという。
続きを読む

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: http://karapaia.com/archives/52268953.html

 - karapaia

推し

新着記事

  1. ハチミツとどっちがおいしい?舌を出して雪を食べようとするクマかわよ
  2. 南極の氷の消失で壊滅的な海面上昇の恐れ、科学者約500人が緊急警告
  3. ポケモンGOのプレイヤーたちは、知らぬ間にAIモデルを訓練し、現実世界をナビゲートしていた
  4. ビジュアルに圧倒!台湾のピザハットがカエルまるごと1匹のせた「ゴブリンピザ」を限定販売
  5. ビジュアルに圧倒!中国のピザハットがカエルまるごと1匹のせた「ゴブリンピザ」を限定販売
  6. 運命の再会!常連だったパン屋の女主人は、生き別れた実の母親だった
  7. コロコロ走るよハムスター。教室から脱走し、プレイボールを転がしながら校内を大冒険
  8. タコは凄腕のスナイパーだった!貝殻に身を隠し、漏斗から魚に石を発射する驚きの狙撃映像
  9. なんてったって猫だもの。アイドルの握手会さながらに牛たちと順番にスキンシップ
  10. もし人類が絶滅したら、地球上の支配者となる生物は何か?生物学者が予測
  11. 大マゼラン雲にある赤色極超巨星の詳細な画像の撮影に成功
  12. ついにAIキリストが誕生。告解を聞き信者と対話する、スイスの教会で始まった新たな試み
  13. どうしてこうなった?天井を突き破って父親が落ちてくるハプニング
  14. 尊すぎる。嵐の中、カエルを守るために家に入ろうとしないゴールデンレトリバー
  15. 高齢者の認知能力は子供時代の認知能力と関連性があることが長期研究で明らかに
  16. 前世ニャに?膝立ちで怪しい動きをしながら飼い主に抱っこをねだる猫
  17. ソロモン王が悪魔を成敗する様子を描いた1600年前のお守りがトルコで発見される
  18. かみのけ座銀河団で溶けあうように近づいていく2つの銀河を発見
  19. 全長55m!世界一長い自転車は実際に走れるし、ギネス記録も更新
  20. 「世界一背の高い女性」と「世界一背の低い女性」が女子会を楽しむ、ギネス世界記録の日を記念
  21. 全身真っ黒のレアなペンギンがサウスジョージア島で発見される
  22. 単細胞生物の遺伝子を利用しマウスを誕生させることに成功
  23. 床を吸うなら私を吸いなはれ。掃除機が好きすぎる犬のせいで床がきれいにならない
  24. 3000年前の「ビリェーナの財宝」には宇宙由来の隕石鉄が含まれていた
  25. NASAの1970年代の火星探査機が誤って火星の生命体を消滅させた可能性を科学者が示唆
  26. NASAの1970年代の火星探査機が誤って火星の生命体を消滅させた可能性を科学者が示唆
  27. 侵入してきたAIロボットが、展示されていたロボット12台を引き連れ脱走をはかる珍事
  28. 侵入してきたAIロボットが、展示されていたロボット12台を引き連れ脱走をはかる珍事
  29. カタツムリの食事風景を早回しで見ると、もぐもぐかわいいクリーチャー感!
  30. 飼い主に再会できて喜びのダンスを踊る、何者かに盗まれたオウム