夜を昼に変えた。宇宙での高高度核爆発実験の歴史

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高高度核爆発

核実験「ティーク」による高高度核爆発 image by:public domain/wikimedia

 1958年8月1日、あと数分で真夜中になろうという時刻、強烈な白い閃光がいきなり夜空を切り裂き、太平洋の真ん中にある小さな環礁ジョンストン島周辺数マイルにもわたって、あらゆるものを眩く照らし出した。

 暗い空がまるで真昼のようになり、アメリカ空軍基地にいた職員は、思わずうずくまって身を守ろうとした。

 この光の正体は、「ハードタック」プロジェクトのもとで高高度で実施された2つの核実験のうちのひとつ、コードネーム「ティーク(TEAK)」によるものだ。

 この実験は、高層大気圏における核爆発の影響を調査し、弾道ミサイルに対抗する防衛戦略を研究するためのものだで、3.8メガトンというパワーは、ヒロシマの原爆の250倍に相当する。
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引き用元サイト: カラパイア

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