南極の氷河が観測史上最速で崩壊、わずか2か月で半分に縮小
全体:3月:2週:1日:0

南極の氷河が失われているのは周知の事実だが、問題なのはその速度だ。これまでにない速さで崩壊が進んでいる。
南極半島の東側にあるヘクトリア氷河が、2022年11月からわずか2か月で約50%も縮小したことが明らかとなった。
海に面した氷河の先端が約8kmも内陸へ後退し、観測史上最も速いスピードで崩壊したのだ。
アメリカ・コロラド大学ボルダー校の研究チームは、この現象がより大規模な氷河で起これば、世界の海面上昇を一気に加速させる恐れがあると警告している。
▼あわせて読みたい
・地質学者が南極氷床の下に「異星のような地形」を発見、海面上昇予測の手がかりに
・氷河の融解で地軸にぶれ、2100年までに27m揺れ動く可能性
・南極の氷が溶けると地下の火山が目覚め、噴火により更なる危機を招く恐れ
・南極の氷の下で涙のしずくのような形をした謎の地形を発見
・南極の氷床の下で新たな転換点を特定、これまで見落とされてきた融解プロセスが起きている
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/564456.html
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