アフリカで発見された新たな化石が、地球最大のペルム紀大量絶滅前の世界を明らかに

全体:0月:0週:0日:0

約2億5200万年前、地球はかつてない危機に見舞われた。海の生き物の約95%、陸の脊椎動物の約76%が一気に姿を消し、生物の進化は新たな時代へと突入する。「ペルム紀末の大量絶滅(P-T境界)」だ。
恐竜が誕生するよりも前、まだ地球上の陸と海が一つの超大陸「パンゲア」として存在していた時代に、いったい何が起こっていたのか。
この謎に迫るため、アメリカのワシントン大学とフィールド自然史博物館を中心とする国際研究チームががアフリカ・タンザニアとザンビアで17年にわたって化石調査を続けてきた。
彼らが掘り出したのは、絶滅前夜の陸上に広がっていた多様な生態系の痕跡だった。そこには、牙をむく捕食者、土を掘って暮らす草食動物、巨大な両生類といった、今では想像もつかないような面々が暮らしていた。
▼あわせて読みたい
・あまり知られていないオルドビス紀の大量絶滅の謎、85%の種が絶滅
・地球の生命を襲った過去5回の大量絶滅「ビックファイブ」、その原因は?
・イタリアのアルプスで2億8000万年前を生きた爬虫類、両生類の痕跡が発見される
・恐竜誕生前、2億8000万年前の頂点捕食者だった沼の巨大怪物が発見される
・超大陸が分裂するとき、地球の地下からダイヤモンドが泉のように噴出していたことが判明
この記事のカテゴリ:知る / 絶滅・絶滅危惧種生物
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/533897.html
推し
新着記事
- アインシュタインの脳を解読できるか?古い組織を読み解くRNA技術が登場
- 【続報】マヨネーズがない!と客に放火された店にマヨネーズ会社が補償を申し出る
- 燃えながら108mも車をけん引。炎のスタントマンが世界ギネス記録を樹立
- 車の上で寝ている猫をやさしく起こす方法
- SFの世界を見ているようだ。人型ロボットがスタスタと歩き、仲間と挨拶を交わす
- 太陽に異変、静穏な時期に入るはずが黒点や太陽フレアが増加し活発に
- オンリー・ドバイ?ピンク色した猫耳クリスタル・ベントレーはいかが?
- パラグライダーでアクシデント、高度1100mから落したGoProが恐怖の瞬間を記録
- 病院に搬送された飼い主を、待合室の椅子の下でじっと待ち続ける犬の献身
- 初期のヒト属「ホモ・ハビリス」は捕食頂点者ではなく、ヒョウの獲物だった
- 人類は今「進化の転換期」にいる。文化的適応による急速な進化
- パナマで隕石から生まれた「ヴェノム」のような地球外生命体」が話題に
- フロリダではよくあること。投げ縄と抑え込みでワニを捕獲する保安官
- 羊の皮を被った猫?くるくる巻き毛の「セルカークレックス」の子猫
- 羊の皮を被った猫?くるくる巻き毛の「セルカーククレックス」の子猫
- オオカミサイズの古代カワウソ、600万年前の中国で最強クラスの捕食者だった
- 100年以上正体不明だった甲殻類、寄生生物の幼体だった可能性
- またチャットGPTを困惑させたい?ならばこう聞いてみよう
- 中国の航空ショーで「空飛ぶクルマ」が衝突し炎上
- せつない…。またしてもシャチの母が亡くなった我が子を抱えて泳ぎ続ける
- ミツバチと人間の意外な共通点 社会的行動に関連する遺伝子のメカニズムが一致していた
- クレオパトラの墓の謎を解くヒントに?沈没した古代エジプトの港と地下トンネル網を発見
- アルメニアのドラゴン石の謎を解明、6000年前の水への信仰と結びついていた
- 14時間ぶっ続けで宿題をやらされた11歳の少年がストレスが原因で入院(中国)
- 猫がつらい過去を持つ犬の不安を癒す。見守りカメラがとらえた尊い瞬間
- ニューヨークのネズミが、人間には聞こえない超音波で独自の言語を使いはじめた
- 10年以内にブラックホールの爆発が観測されるかもしれない!宇宙の謎に迫る大チャンス
- 牛をシマウマ柄にすると虫よけ効果、日本の研究がイグノーベル賞を受賞
- 川でトイレがサバイバルタイムに突入!増水で電信柱にしがみつく男性
- 1,600kmを旅したオオカミ、運命の出会いが100年ぶりに地域に群れを復活させるきっかけに