クロアシイタチのクローンの母親が3匹の赤ちゃんを出産、絶滅危惧種保全に新たな一歩
全体:2月:0週:0日:0

北アメリカに生息するクロアシイタチは、最も絶滅の危機に瀕した哺乳動物の1種であり、徹底した保全活動が行われている。
2021年2月には、クローンのクロアシイタチが誕生し、一般公開された。そしてこの度、クローンとして誕生したクロアシイタチのメスが、3匹の赤ちゃんを産んだそうだ。
そのうち1匹は生後間もなく死亡したが、残りの2匹(オスとメス)は健康状態も良好で、すくすく育っているという。
アメリカ国内では、絶滅危惧種のクローンが子供を産んだ初めての事例となり、その成功は、ほんの数百匹にまで数を減らしたクロアシイタチを回復させる大きなチャンスになると期待されている。
References: A Cloned Ferret Has Given Birth for the First Time in History, Marking a Win for Her Endangered Species | Smithsonian / Advancements for Black-footed Ferret Conservation Continue with New Offspring from Cloned Ferret | U.S. Fish & Wildlife Service
▼あわせて読みたい
・1980年代に冷凍保存されたクロアシイタチから2匹のクローンが誕生
・世界初、ホッキョクオオカミのクローンが誕生。ビーグル犬が代理母
・絶滅危機種のクロアシイタチに新型コロナワクチン接種(アメリカ)
・絶滅危惧種の馬「モウコノウマ」のクローンが誕生。40年前に冷凍保存した遺伝子サンプルから現代に蘇る(アメリカ)
・優秀な警察犬のDNAを受け継いだクローン犬の子犬が訓練を開始(中国)
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 絶滅・絶滅危惧種生物
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/464815.html
推し
新着記事
- ポンペイで古代ローマのコンクリートの秘密を発見、2000年以上崩れない自己修復機能
- 民泊施設で犬が異常行動?地下室で起きた怪奇現象とは
- 葬儀会社が服と間違えて亡くなった息子の脳を親に渡してしまう
- 葬儀会社が服と間違えて亡くなった息子の脳を親に渡してしまう
- 私の家族に手を出すな!ニワトリを襲うキツネを全力で追い払った老猫
- シャチとイルカがタッグを組んだ。協力して狩りをする様子が初めてとらえられる
- 人の真似はやめた。腕を6本に増設した異形のロボット「MIRO U」が工場配属へ
- スコットランドの海岸に「7本腕のタコ」の残骸が打ち上げられる
- 極寒のロッキー山脈で5か月間生き延びた猫、奇跡の生還を果たし無事家族のもとへ
- ホッキョクグマは温暖な気候に適応するため、自らのDNAを書き換えている可能性
- スター・ウォーズの世界が現実に NASAの宇宙飛行士が月面でドロイドと共に働く未来
- 5万年前に謎の失踪を遂げた小型のヒト属「ホビット」に何が起きたのか?
- 神への讃歌でハイになる?Z世代が熱狂するバジャン・クラビングとは?(インド)
- ペットたちを置いて自分だけ避難できない!洪水中、屋根の上で29時間とどまった女性
- タトゥイーンのような双子の恒星を公転する惑星の撮影に成功
- タトゥイーンのような双子の恒星を公転する惑星の撮影に成功
- 大気圧の1000万倍で「金」がついに変化、原子の並びが変わる瞬間を観測
- 世界各地に170体。人類を「善き未来」にいざなう廃材で作られた巨大トロルの物語
- ケープペンギン6万羽が南アフリカで大量死。原因は餓死だったことが判明
- こんなモフモフの波にのまれたい!2397匹のゴールデンレトリバーが公園に大集合
- 南極の氷に8ヶ月閉じ込められたロボットが奇跡の生還、貴重なデータを持ち帰る
- AIの安全機能に盲点。比喩や謎かけを使う「詩」で危険な情報を引き出してしまう
- 猫は安心吸収されるのか?ズボン一体型のお尻から入るキャットハウスが誕生してしまう
- ひたすら寝そべり続ける選手権の優勝者が決定、オムツをつけて挑む参加者たち
- なぜワニはカピバラを捕食しないのか?
- 人間は馬の表情から「痛み」を読み取るのに苦労している
- 恒星間天体3I/ATLASの最新画像公開。2つの尾と激しい活動を観測
- デトロイトに「ロボコップ像」が建つ、15年の月日を経て完成
- ここは禁煙じゃい!シロイルカがタバコに火をつけた男性に水しぶきを浴びせる
- 耳の聞こえない犬にお祝いを!覚えた手話でハッピバースデーソングを贈る子どもたち